クルマ好きの心に突き刺さる歌詞に「涙あり」「笑いあり」! ドライブシーンの描写が見事すぎる名曲を独断と偏見で5曲選んでみた

AI要約

ドライブのときに音楽は欠かせない!昭和世代と令和世代のドライブ音楽の違いについて紹介。

乃木坂46の「助手席をずっと空けていた」や水曜日のカンパネラの「シャドウ」という名曲について解説。

歌詞を通じてドライブシーンが鮮やかに描かれた名曲を楽しもう。

クルマ好きの心に突き刺さる歌詞に「涙あり」「笑いあり」! ドライブシーンの描写が見事すぎる名曲を独断と偏見で5曲選んでみた

 ドライブのときに音楽は欠かせない! という人も多いと思います。昭和世代の青春時代には、カセットテープに好きな曲だけをダビングして、ドライブ専用のカセットを用意したものでした。令和世代の人なら、そんなことをしなくてもスマホの音楽アプリで簡単に自分だけのミックスリストが作れるし、それを愛車のオーディオにつなげばいいのでラクですね。

 そんな曲のなかには、聴いているだけでドライブに行きたくなってしまったり、ドライブをしている光景が鮮やかに浮かんでくるような歌詞が素敵な曲があります。今回は、いろんなドライブシーンの描写が映える名曲をご紹介したいと思います。

 1曲目は、乃木坂46の「助手席をずっと空けていた」です。季節は秋、主人公が乗っているのは古いワーゲン。密かに想いを寄せる彼女を、今日こそ助手席に乗せたいと願い、アプローチしようとするのですが……。ぽっかりと空いた助手席と、空想ばかり膨らむ歌詞にヤキモキさせられながらも、ちょっとせつなく、甘酸っぱい世界観が心に響きます。作詞はもちろん秋元康さんですが、秋元さんはクルマ好きでも知られていますので、さすがの名曲です。

 2曲目は、ポップでキッチュなルックスとなめらかなラップについつい引き寄せられる、水曜日のカンパネラの「シャドウ」。歌い出しが「忍びの里へ 駆け抜けるシャドウ」となっているので、ああ、忍者の歌なのかなと思いきや! いきなり関越自動車道、北陸自動車道、山手トンネル??? とさまざまな道路の名前が飛び出して、自動シャドウと車道にもかかる言葉遊びに気づきます。テンポのいいラップのなかに、いくつの道路名が出てくるのか、果たしていくつ気づけるのか? ドライブ好きはじっと耳を澄まして聞きたくなる曲でもあります。

 ちなみに道路名だけでなく、JAFやJARTICなどクルマに関連する名称もたくさん登場しますので、聞くたびに発見があるかもしれないですね。