ダンロップから小型トラック・バン用の新しいスタッドレスタイヤ「ウインターマックスLV01」が8月1日に発売!

AI要約

住友ゴムは新商品「WINTER MAXX LV01」を発売。氷上ブレーキ性能やライフ性能を向上させ、冬道走行の安全性とコスト抑制に貢献。

新開発の「インターロッキングサイプ」で氷上旋回性能向上。サイプ溝面積を増やし、ブロックの倒れ込みを抑制して横滑りを防止。

接地面積を増やす新パターンや新トレッドプロファイルを採用し、氷雪上性能を向上させた。

ダンロップから小型トラック・バン用の新しいスタッドレスタイヤ「ウインターマックスLV01」が8月1日に発売!

住友ゴムはこのほど、ダンロップから小型トラック・バン用スタッドレスタイヤの新商品「WINTER MAXX LV01(ウインター マックス エルブイゼロワン)」を、8月1日から発売すると発表した。サイズは小型トラック用が23サイズ、バン用が22サイズで、価格はオープン。

新商品では「インターロッキングサイプ」を新開発し、タイヤ表面に刻まれる細かい溝が凍結路面での旋回時に不安定な状態になる横滑りを抑制。さらに、接地面積を増やす設計で「氷雪上性能」とタイヤを長く使用することができる「ライフ性能」を大幅に高めた。

氷上ブレーキ性能は従来品「ウインターマックスLT03M」と比べて15%、「ウインターマックスSV01」との比較では14%向上。ライフ性能は従来品「ウインターマックスLT03M」比で12%向上。商用車を保有する事業者やユーザーが重視する傾向にある、冬道走行の安全性やコスト抑制に対応した。

新開発の「インターロッキングサイプ」で氷上旋回性能向上

力がかかる方向に対し垂直の引っ掛かりがあると横滑りしにくいことに着目し、タイヤ回転方向に長いサイプを増やす「インターロッキングサイプ」を新開発。タイヤ回転方向のサイプ溝面積を増やすことで、車両旋回時に引っかき効果を発揮し、横滑りしにくくなる。また、支えあうブロックサイズを拡大してブロックの倒れ込みを抑制することで、接地面積を確保し、氷上性能が向上する。

接地面積を増やす“新パターン”で氷雪上性能向上

新パターンでは、路面接地時のランド比(※)を高めるとともに、形状を5リブ(4本溝)から4リブ(3本溝)のトレッドパターンに変更。タイヤと路面の接地面積は、従来品「ウインターマックスLT03M」比で8%増加、「ウインターマックスSV01」比では16%増加し、氷上性能向上に寄与している。さらにサイプ設計を最適化することで、摩耗中期でもサイプが維持され、ひっかき効果が持続する。

※溝を除くブロックやリブがタイヤの表面のうちのどれだけを占めるかを表す数値

“新トレッドプロファイル”で低荷重域の氷雪上性能向上

センター部とショルダー部の外径差を小さくすることで、荷重による接地状態の変化を抑制。高荷重時と比較しショルダー部が浮きやすくなってしまう低荷重時でも、しっかり接地し、滑りやすい低荷重時の氷雪上性能が向上する。

「ウインターマックスLV01」サイズラインナップ

●ダンロップタイヤ公式サイト「バン・小型トラック用タイヤ」