米AT&Tの携帯電話サービスに通信障害 「ソフトの問題」

AI要約

米通信大手AT&Tの携帯電話サービスに障害発生、ソフトウェア問題が原因

一部利用者が一時的に接続できない状況になるも、解決済み

影響を受けた利用者数や障害継続時間は不明、ダウンディテクターによる報告

米AT&Tの携帯電話サービスに通信障害 「ソフトの問題」

(CNN) 米通信大手AT&Tの携帯電話サービスで27日に障害が発生し、一部で利用できない状況になった。同社によれば、ソフトウエアの問題が原因だったが、すでに解決している。

AT&Tの報道担当者は28日未明のメールで、ソフトウエアに問題が生じ、一部の利用者が同社の携帯ネットワークに接続できなくなったが、その後解決したと報告した。

影響を受けた利用者の人数や障害が続いた時間は公表されていない。

通信サービスなどの障害発生状況を追跡するサイト「ダウンディテクター」によると、AT&Tの障害についての報告は米東部時間の27日午後5時ごろから急増し、同7時ごろピークに達したが、同10時までには急速に減少した。

AT&Tの報道担当者は27日夜、全米規模の障害ではないと述べたが、ダウンディテクターによると、報告が多かった都市はダラス、ロサンゼルス、シカゴ、ニューヨークなど広範囲にわたる。

各地の行政機関から、緊急通報の電話に影響が及んだ可能性を指摘する声も上がった。

連邦通信委員会(FCC)は26日、AT&Tが昨年8月に一部の州で緊急通報がつながらなくなった障害と、その報告を怠ったとされる問題をめぐり、95万ドル(約1億3700万円)の支払いに同意したと発表していた。