「人道危機は起きていない」 ネタニヤフ首相、ラファでの人道状況について異なる認識示す

AI要約

イスラエル軍が限定的な地上作戦を始めたパレスチナ自治区ガザ南部ラファの人道状況について、ネタニヤフ首相は「人道危機は起きていない」との認識を示しました。

ネタニヤフ首相は15日、ビデオ声明を出し、イスラエル軍が南部ラファなどで戦闘を継続していることについて、「人道的な義務を果たしながら行っている」などと述べました。

ラファでは、エジプトとの境界にある検問所のガザ側をイスラエル軍が掌握したことで、人道支援物資の搬入が滞り、食料不足や医療施設の稼働停止など影響が深刻化しています。