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インドの6月総合PMIは上昇、雇用創出ペース18年ぶり高水準
インドのHSBC総合購買担当者景気指数(PMI)は前月から上昇し、製造業とサービス業の両部門が好調だった。
雇用創出ペースは18年ぶりの高水準に達し、製造業の成長ペースが特に速かった。
モディ政権にとって雇用課題は引き続き喫緊の課題である。
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[ベンガルール 21日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた6月のインドのHSBC総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は60.9となり、前月の60.5から上昇した。製造業、サービス業がともに好調だった。雇用創出ペースはおよそ18年ぶりの高水準に達した。
好不況の分かれ目となる50をほぼ3年にわたって上回っている。
HSBCのグローバルエコノミスト、マイトレイ・ダス氏は「6月の総合PMI速報値は、製造業とサービス業の両部門の好調に支えられる形で上昇したが、製造業の成長ペースはより速かった」と指摘した。
製造業PMIは58.5で、前月の57.5から上昇。サービス業PMIは60.2から60.4に上昇した。
旺盛な需要により雇用も拡大。雇用創出は2006年4月以来最も速いペースとなった。製造業の雇用創出ペースはサービス部門を上回った。3期目に入ったモディ政権にとって雇用は引き続き喫緊の課題だ。