ソウル、2日連続で猛暑注意報…済州道には大雨注意報

AI要約

ソウルを含む多くの地域で2日連続の猛暑注意報が発令された。日中の最高気温は25~35度と予想される。

猛暑特報は高温や湿度を考慮して発表され、温熱疾患のリスクが高まったため、特に幼児や高齢者、慢性疾患者には注意が必要だ。

南部地域では低気圧の影響で雨が降り、雲が厚くなり気温が下がる見込み。特に済州道では大雨に備える必要がある。

ソウルに2日連続で猛暑注意報が続いた。

韓国気象庁は20日午前9時にソウルをはじめ大邱(テグ)・大田(テジョン)などに猛暑注意報を発令した。

該当地域は京畿道(キョンギド)〔始興(シフン)、富川(プチョン)除外〕、江原道(カンウォンド)〔旌善(チョンソン)平地、原州(ウォンジュ)、鉄原(チョルウォン)、華川(ファチョン)、洪川(ホンチョン)平地、春川(チュンチョン)、麟蹄(インジェ)平地、江原(カンウォン)北部山間部、忠清南道(チュンチョンナムド)〔天安(チョナン)、公州(コンジュ)、牙山(アサン)、論山(ノンサン)、扶余(プヨ)、青陽(チョンヤン)、鶏龍(ケリョン)〕、忠清北道(チュンチョンブクド)〔清州(チョンジュ)、沃川(オクチョン)、永同(ヨンドン)、鎮川(ジンチョン)、陰城(ウムソン)、丹陽(タニャン)、曽坪(チュンピョン)〕、全北(チョンブク)自治道〔完州(ワンジュ)、益山(イクサン)、全州(チョンジュ)〕、慶尚北道(キョンサンブクト)〔亀尾(クミ)、霊泉(ヨンチョン)、慶山(キョンサン)、高霊(コリョン)、星州(ソンジュ)、漆谷(チルゴク)、金泉(キムチョン)、尚州(サンジュ)、醴泉(イェチョン)、安東(アンドン)、義城(ウソン)〕、世宗(セジョン)などだ。韓国のほぼ全域に猛暑特報が発効されたこの日の日中最高気温は25~35度と予想される。

猛暑注意報は一日の最高体感温度が33度以上である状況が2日以上持続すると予想される場合に出される。韓国気象庁は昨年5月15日から気温と湿度を考慮する体感温度基盤で猛暑特報を運営している。これに伴い、最高気温が摂氏33度未満か湿度の高い場合に猛暑特報が発表される場合がある。反面、最高気温は33度以上か湿度が低い場合には猛暑特報が発表されないときもある。

韓国気象庁は猛暑に関連し、気象庁は温熱疾患の発生可能性が高いため、野外活動や外出の自制、食中毒の予防に徹底的に備えてほしいと呼びかけた。細部的には幼児・老弱者・慢性疾患者は野外活動時間を減らし、野外作業場では冷たい水や休息空間を準備しなければならない。畜産農家では送風や噴霧装置稼動して畜舎の温度を調節し、農作業時は水を頻繁に飲んだり通気性の良い作業服を着用したりするのがよい。

一方、全羅南道(チョルラナムド)と慶尚南道(キョンサンナムド)、済州道(チェジュド)など南部地域は、中国上海付近に近づく低気圧の影響を受けて雨が降るか雲が厚く垂れ込めて日中の気温が前日より2~6度程度低くなる見通しだ。雨は夜間のうちにほぼやむと予報された。

この時間、ほぼ全域に大雨注意報が出された済州道は21日午前まで50~100ミリ、多い所では200ミリ以上の雨が降る場合もあり注意が必要だ。それ以外に済州道の一部地域には強風注意報も発効された。