マカオのIR併設モールのコスメ店で高額フェイスクリーム万引き…モンゴル人の女2人逮捕

AI要約

マカオ治安警察局は、マカオ・コタイ地区のショッピングモールにあるコスメ店で窃盗事件が発生し、モンゴル人の女2人が逮捕された。

警察によると、2人はフェイスクリームを万引きしようとした際に発覚し、窃盗工具も携行していた。

アフターコロナでのインバウンド旅客数の急増に伴い、転売目的の窃盗事件が頻繁に発生している。

マカオのIR併設モールのコスメ店で高額フェイスクリーム万引き…モンゴル人の女2人逮捕

 マカオ治安警察局は6月4日、同月1日にマカオ・コタイ地区の統合型リゾート(IR)併設ショッピングモールにあるコスメ店で商品を万引きしたとして、モンゴル人の女2人(40代と50代)を窃盗容疑で逮捕したと発表。

 同局によれば、1日夜に店舗側から店内にいた2人の客が不審な行動をしていたため2人が店を出た後、監視システムを確認したところ、うち1人が棚から3200パタカ(日本円換算:約6万2000円)のフェイスクリーム1点を持ち出していたことがわかり、同店の警備員が店外で2人を発見し、取り押さえたとする通報が寄せられ、通報を受けて駆けつけた同局が2人の身柄の引き渡しを受けたとのこと。

 警察の調べに対し、2人のうち1人は容疑を否認したが、別の1人が自身の窃盗行為と一緒にいた友人の女が見張り役だったと供述。また、2人の携行品の中からは窃盗工具とみられるドライバーなどが発見されたといい、同局では2人を窃盗罪で検察院送致済みとした。

 マカオではアフターコロナでインバウンド旅客数が急回復し、IR施設を含む観光名所周辺の人流が増えている状況。転売目的の万引き事件などもしばしば発生している。