# 豪雨

幼い命、精一杯生きた…ため池決壊で犠牲の孫の慰霊碑を自宅跡に建立
2024.07.06

幼い命、精一杯生きた…ため池決壊で犠牲の孫の慰霊碑を自宅跡に建立

  僅わず かな時節を 精一杯せいいっぱい 生きた命の証――。2018年の西日本豪雨で初孫の甲斐 朱莉あかり ちゃん(当時3歳)を亡くした祖父・ 恭隆やすたか さん(75)は昨秋、土石流に襲われた広島県福山市の自宅跡地に慰霊碑を建て、先月末、七回忌の法要を営んだ。翌日、朱莉ちゃんがお気に入りだ

西日本豪雨から6年 警察が行方不明者の一斉捜索 153人が死亡(関連死含む)・行方不明5人 
2024.07.06

西日本豪雨から6年 警察が行方不明者の一斉捜索 153人が死亡(関連死含む)・行方不明5人 

西日本豪雨の発生から6年を迎えた6日、警察はいまも行方が分からない5人の一斉捜索を行っています。2018年7月の西日本豪雨では、県内でも各地で土砂災害や河川の氾濫が多発し、全壊した住宅も1100棟を超えました。関連死を含めて153人が亡くなり、今も5人の行方が分かっていません。<

西日本豪雨6年、追悼のヒマワリ…広島県熊野町「大原ハイツ」
2024.07.06

西日本豪雨6年、追悼のヒマワリ…広島県熊野町「大原ハイツ」

 14府県で300人以上(災害関連死を含む)が死亡した西日本豪雨は、6日で6年となった。各地に設置された献花台に遺族らが花を手向けるなどし、犠牲者の冥福(めいふく)を祈った。 西日本豪雨では2018年7月6~8日に11府県で大雨特別警報が発表され、被害が集中した広島、岡山、愛媛の

午後は天気急変に注意 関東など局地的に激しい雨 落雷や竜巻などの突風ひょうに注意
2024.07.06

午後は天気急変に注意 関東など局地的に激しい雨 落雷や竜巻などの突風ひょうに注意

今日6日(土)午後は、北日本~西日本の広い範囲で大気の状態が不安定。特に、関東を中心に雷が発生する確率が高く、天気急変のおそれ。日が差していても、急な激しい雨や落雷、竜巻などの突風、ひょうに注意が必要です。今日6日(土)は、九州~関東は晴れている所が多いですが、気温が上がる午後は

犠牲者に献花、冥福祈る 西日本豪雨6年 岡山、広島
2024.07.06

犠牲者に献花、冥福祈る 西日本豪雨6年 岡山、広島

 災害関連死を含め300人超が死亡した2018年7月の西日本豪雨で、最初の大雨特別警報から6年となった6日、岡山県倉敷市真備町地区や広島市などでは住民らが献花して犠牲者の冥福を祈った。  多くの犠牲者が出た真備町地区では災害から5年となる昨年まで市が追悼式を開催。そ

九州北部豪雨7年、犠牲者悼む42個の灯籠…筑後川の河川敷で住民ら復興誓う
2024.07.06

九州北部豪雨7年、犠牲者悼む42個の灯籠…筑後川の河川敷で住民ら復興誓う

 福岡、大分両県で42人の死者と行方不明者を出した2017年の九州北部豪雨から7年となった5日、福岡県朝倉市では住民らが筑後川の河川敷に灯籠を並べ、犠牲者の冥福を祈った。 企画したのは、同市を拠点に復興支援活動を行う一般社団法人「Camp」。死者、不明者と同じ42個の灯籠を河川敷

「住宅地の山は崩れ、道路は濁流に」 “平成最悪の豪雨災害” 西日本豪雨から6年 土石流・浸水・河川氾濫が頻発 記録的大雨で150人以上が犠牲に あの日広島で何が 
2024.07.06

「住宅地の山は崩れ、道路は濁流に」 “平成最悪の豪雨災害” 西日本豪雨から6年 土石流・浸水・河川氾濫が頻発 記録的大雨で150人以上が犠牲に あの日広島で何が 

全国では230人以上、広島県だけでも153人が犠牲となるなど“平成最悪の大雨災害”となった2018年の西日本豪雨。あの日、広島ではいったい何が起きていたのか、当時の映像から振り返ります。■被害相次ぐ前日からすでに大雨 気象庁は“異例の臨時会見”を実施広島市中区(7月

岡山、広島で犠牲者追悼 西日本豪雨6年、306人死亡
2024.07.06

岡山、広島で犠牲者追悼 西日本豪雨6年、306人死亡

 14府県で災害関連死を含め306人が亡くなった2018年の西日本豪雨は6日、最初の大雨特別警報が出てから6年となった。甚大な浸水被害が起きた岡山県倉敷市で追悼行事が営まれる。岡山、広島両県の他の被災地でも開かれる。 列島各地で近年、長時間にわたって大雨をもたらす線状降水帯や大型

西日本豪雨6年 本格復興へ支援継続を にぎわい創出や教訓継承課題に
2024.07.06

西日本豪雨6年 本格復興へ支援継続を にぎわい創出や教訓継承課題に

 災害関連死を含め、岡山県内で95人が犠牲になった2018年7月の西日本豪雨は、6日で発生から6年を迎えた。治水対策など大規模ハード事業は今春に一段落し、被災地の安全性は飛躍的に高まった。ただ、住民の精神的ショックや暮らしへのダメージは大きく、心のケアと生活を立て直す支援の継続が求められている

防災公園「復興の活力に」 整備担当の倉敷市職員 西日本豪雨、6日で6年
2024.07.06

防災公園「復興の活力に」 整備担当の倉敷市職員 西日本豪雨、6日で6年

 300人以上(災害関連死含む)が犠牲となった2018年7月の西日本豪雨は最初の特別警報から6日で6年となった。 被害が大きかった岡山県倉敷市真備町地区では、復興防災公園「まびふれあい公園」が開園した。堤防が決壊するなどした小田川沿いの敷地を一部かさ上げし、平時は住民の交流拠点と

「故郷を活気づける」川辺に灯籠の光 九州北部豪雨から7年
2024.07.05

「故郷を活気づける」川辺に灯籠の光 九州北部豪雨から7年

 記録的な大雨で福岡、大分両県で関連死を含めて40人が亡くなり、2人が行方不明となった2017年の九州北部豪雨から、5日で7年を迎えた。 死者、行方不明者が35人に及んだ福岡県朝倉市では夜に、犠牲者を悼む42個の紙灯籠(とうろう)が筑後川のほとりでともされた。企画した、まちの復興

九州北部豪雨7年 小学校の被災校舎が災害遺構に「心の復興拠点に」
2024.07.05

九州北部豪雨7年 小学校の被災校舎が災害遺構に「心の復興拠点に」

 福岡、大分の両県で死者・行方不明者42人を出した2017年の九州北部豪雨から5日で7年がたった。被災地では災害の記憶を伝える取り組みが始まっている。死者・行方不明者20人が出た福岡県朝倉市杷木松末(はきますえ)地区にあり、避難場所として利用された旧市立松末小は災害遺構として生まれ変わろうとし

西日本豪雨から6年 被災地のミカン山は今【愛媛】
2024.07.05

西日本豪雨から6年 被災地のミカン山は今【愛媛】

「6年…だんだん年数がたっていくにつれて薄れてしまうんですよね危機感であったりとか…」そう話すのは、宇和島市吉田町玉津地区のミカン農家、清水実郎さんです。地区では急斜面を生かしたミカンの栽培が盛んでしたが、西日本豪雨で約95ヘクタールのミカン山が土砂崩れなどで被災し

災害の経験を後世につなぐ 坂町で被災し大学院で防災・減災を学んだ男性 能登半島地震被災地にも
2024.07.05

災害の経験を後世につなぐ 坂町で被災し大学院で防災・減災を学んだ男性 能登半島地震被災地にも

西日本豪雨災害から、心の面も含めての復興進んでいっている。そんな6年になっているのかなというふうにも、取材を通して感じました。広島県坂町で被災し、その経験を後世に繋ぐ活動に力を入れている大迫雅俊さんにお話を伺います。改めてこの6年の歩みというのはいかがでしょうか?【

豪雨で被災した住宅を交流施設に 亡くなった住民男性の遺志をかたちに…岡山・真備地区【西日本豪雨から6年】
2024.07.05

豪雨で被災した住宅を交流施設に 亡くなった住民男性の遺志をかたちに…岡山・真備地区【西日本豪雨から6年】

 西日本豪雨から6日で6年です。2024年4月、岡山県倉敷市真備地区に被災した住宅を改修した交流施設がオープンしました。誰でも訪れることができるこの場所が、新たなつながりを生み出しています。 倉敷市真備町箭田にある「ほっこり処 土師邸」。 地域の人が集まるイベントや

九州北部豪雨から7年 復旧進んだが消えた集落 住民つながり課題
2024.07.05

九州北部豪雨から7年 復旧進んだが消えた集落 住民つながり課題

 記録的な大雨で福岡、大分両県で関連死を含めて40人が亡くなり、2人が行方不明となった2017年の九州北部豪雨から、5日で7年を迎えた。 死者、行方不明者が35人に及んだ福岡県朝倉市では午前10時、市内全域で追悼のサイレンが鳴り響いた。市役所では半旗が掲げられ、林裕二市長ら職員約

九州北部豪雨から7年 福岡・朝倉市では犠牲者追悼のサイレン
2024.07.05

九州北部豪雨から7年 福岡・朝倉市では犠牲者追悼のサイレン

 福岡、大分両県で42人の死者・行方不明者を出した2017年の九州北部豪雨から5日で7年となり、被災地では遺族や住民らが犠牲者を追悼した。死者・行方不明者35人を出した福岡県朝倉市では、午前10時に追悼のサイレンが鳴り、市庁舎では林裕二市長と職員らが黙とうをささげた。 豪雨を受け

西日本豪雨から6年 坂町で児童が追悼集会
2024.07.05

西日本豪雨から6年 坂町で児童が追悼集会

西日本豪雨から6日で6年です。21人が犠牲になった坂町では小屋浦小学校の児童が追悼集会に臨みました。小屋浦小学校の児童66人は水害碑が設置された公園で黙とうを捧げました。6年前の西日本豪雨で坂町では関連死を含め21人が犠牲になりました。小屋浦小6年 渡

濁流となった住宅地の道路 “次々と流される車” 防犯カメラが捉えた一部始終 西日本豪雨6年 あのとき何が起きたのか 大雨時に車移動する危険性
2024.07.05

濁流となった住宅地の道路 “次々と流される車” 防犯カメラが捉えた一部始終 西日本豪雨6年 あのとき何が起きたのか 大雨時に車移動する危険性

■平成最悪の豪雨災害 平日夕方と重なり「車の移動中に被災」相次ぐ全国で230人以上が犠牲となり「平成最悪の豪雨災害」となった2018年の西日本豪雨。広島県だけでも150人を超える人が亡くなりました。平日夕方の帰宅時間帯と豪雨のピークが重なり、車で移動中に巻き込まれる

イチオシのパンに父のDNA 九州豪雨で全壊の漬物店 3代目がカフェに
2024.07.04

イチオシのパンに父のDNA 九州豪雨で全壊の漬物店 3代目がカフェに

 2020年7月の九州豪雨で壊滅的な被害を受けた熊本県人吉市の老舗漬物店の跡地に今月、素泊まりができる宿が併設されたおしゃれなカフェが本格オープンした。運営するのは、4年前の4日に発生した豪雨で漬物店の先代店主だった父親を亡くした男性だ。父や創業者の祖父の思いを受け継ぎ、災害で傷ついた古里を元