# 製紙業界

品質アップで世界首位狙う…イチカワ、「シュープレス用ベルト」増産投資
5時間前

品質アップで世界首位狙う…イチカワ、「シュープレス用ベルト」増産投資

イチカワは抄紙搾水工程で使うシュープレス用ベルトの生産能力を現状比10%増強する。岩間工場(茨城県笠間市)の生産設備に約10億円投資し、2025年度に稼働する予定だ。同社のシュープレス用ベルトは製紙のコスト競争力を強化するため根強い需要がある。同ベルトは世界販売シェアで現状2位だが、30年度に

日本製紙・王子HD…製紙メーカーの子会社売却が相次ぐ理由
2024.08.30

日本製紙・王子HD…製紙メーカーの子会社売却が相次ぐ理由

製紙各社が子会社を相次ぎ売却する。日本製紙は建材事業を手がける大昭和ユニボード(宮城県岩沼市)を10月1日付けで売却。王子ホールディングス(HD)は9月1日付で印刷事業を展開するチューエツ(富山市)を手放す。紙の需要が減少するなど製紙業界の事業環境が変化する中、事業構造を最適化することで成長分

三菱製紙は営業赤字…製紙6社の4―6月期、利益を下押しした要因
2024.08.14

三菱製紙は営業赤字…製紙6社の4―6月期、利益を下押しした要因

製紙6社の2024年4―6月期連結決算は、4社が営業減益、1社が営業赤字だった。紙・板紙需要の低迷や、人件費・物流費などのコスト増加が利益を下押しした。各社は下期にかけて販売価格の改善やコスト低減策を徹底し、25年3月期連結業績予想では全社が営業増益を見込む。24年4―6月期連結

主力の紙需要は停滞も…製紙6社の通期見通し、全社が営業増益の理由
2024.05.20

主力の紙需要は停滞も…製紙6社の通期見通し、全社が営業増益の理由

製紙6社の2025年3月期通期業績予想が15日出そろい、全社が増収営業増益を見込む。主力の紙・板紙の需要は引き続き停滞するものの、人件費や物流費の高騰を背景とした製品価格の値上げが利益を押し上げる。王子ホールディングス(HD)は東南アジアなどで段ボールなどの販売数量が増えるほか、

北越と大王、生産や調達で提携 計50億円増益効果、長らく対立も
2024.05.15

北越と大王、生産や調達で提携 計50億円増益効果、長らく対立も