# 現状の課題 2024.07.11 「人材確保で上位校と差がついてしまう」公立中堅高校の校長が吐露する「現場と自治体の間」で揺れる苦悩 「教育困難」を考える本連載。今回お話を伺ったのは、ある公立高校で校長を務める細川先生(仮名)です。細川先生の高校は、偏差値50程度の普通科の学校で、決して「底辺」高校ではない、真ん中ぐらいの学力の学校です。しかし話を聞いていると、地域内で上でも下でもない位置づけの学校だからこそ、さまざまな悩み