# 現代史

ロシアが子どもを連れ去り洗脳教育 プーチンが敵視するウクライナの「ネオナチ化」とは
2024.09.15

ロシアが子どもを連れ去り洗脳教育 プーチンが敵視するウクライナの「ネオナチ化」とは

 ロシア軍がウクライナ東部に攻勢を仕掛けている。2022年にロシアによるウクライナ侵攻が起きて2年以上が過ぎたが、終わりが見えるような状況ではない。ソ連崩壊後、民主国家として歩み始めた新生ロシアは、なぜ隣国を侵略できるような国になってしまったのか。プーチン大統領やロシアからはいったいどういった

「単純な物語」を捨て、小説世界を構築する 奥泉 光×小川 哲『虚史のリズム』刊行記念対談
2024.09.14

「単純な物語」を捨て、小説世界を構築する 奥泉 光×小川 哲『虚史のリズム』刊行記念対談

二〇二〇年六月号より、『すばる』誌上で三年半にわたって連載された奥泉光氏の大作『虚史のリズム』が、このたび満を持して刊行されました。 二〇二〇年六月号より、『すばる』誌上で三年半にわたって連載された奥泉光氏の大作『虚史のリズム』が、このたび満を持して刊行されました。

第37回東京国際映画祭、オープニング作品は「十一人の賊軍」! クロージングはマストロヤンニとドヌーブの娘の物語
2024.09.12

第37回東京国際映画祭、オープニング作品は「十一人の賊軍」! クロージングはマストロヤンニとドヌーブの娘の物語

 10月28日~11月6日に開催される第37回東京国際映画祭のオープニング作品とクロージング作品が発表された。 今年のオープニング作品は「十一人の賊軍」(11月1日公開)で、「日本侠客伝」(64~71)、「仁義なき戦い」(73~74)シリーズなどを手掛けた笠原和夫の幻のプロットを

【木村幹コラム】全斗煥クーデターを描いた『ソウルの春』ヒットと、独裁が「歴史」になった韓国の変化
2024.09.10

【木村幹コラム】全斗煥クーデターを描いた『ソウルの春』ヒットと、独裁が「歴史」になった韓国の変化

8月23日、映画『ソウルの春』が日本で公開された。この映画は、1979年12月12日に韓国国軍の情報機関・保安司令部トップで、後に大統領となる全斗煥(チョン・ドゥファン)らによって引き起こされた「粛軍クーデター」を題材にしたものである。韓国では既に昨年公開され、この年の最多観客動員数を記録した

チェルノブイリ事故 情報遅滞はソ連のお国ぶりで済まされない 昭和61年「サンケイ抄」 プレイバック「昭和100年」
2024.09.08

チェルノブイリ事故 情報遅滞はソ連のお国ぶりで済まされない 昭和61年「サンケイ抄」 プレイバック「昭和100年」

いったいチェルノブイリ原子力発電所爆発の犠牲者は二人なのか、二千人なのか。大事故をめぐるソ連のひた隠しとごまかしに、世界中から非難と怒りがうず巻くのは当然だろう。▼ひた隠しにして国際的責任をとらないだけではない。右手で西独やスウェーデンなど周辺諸国に支援や助力を求めながら、左手で

明日の「虎に翼」 病気の多岐川(滝藤賢一)を見舞う寅子(伊藤沙莉)<9月9日放送>
2024.09.08

明日の「虎に翼」 病気の多岐川(滝藤賢一)を見舞う寅子(伊藤沙莉)<9月9日放送>

伊藤沙莉をヒロインに日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。9月9日(月)放送回のあらすじを紹介する。※次回は9月9日(月)午前8時15分更新■第116回あらすじ8年にも及ぶ「原爆裁判」を終え

映画「ソウルの春」が描く韓国現代史の暗部 民主化を阻んだ軍事クーデター、一夜の攻防
2024.08.30

映画「ソウルの春」が描く韓国現代史の暗部 民主化を阻んだ軍事クーデター、一夜の攻防

韓国では近年、歴史的な出来事(fact)に虚構(fiction)を加味した「ファクション(faction)」映画が盛んに作られている。中でも2010年代以降は、観客の想像を超えるドラマチックな歴史を持つ軍事独裁時代を取り上げた力作が目立つようになった。その代表的なものを時系列で並

【明日29日の虎に翼】第109話 残り22回 星家に猪爪家流“番号付き棚”導入 唯一のどか冷ややか
2024.08.28

【明日29日の虎に翼】第109話 残り22回 星家に猪爪家流“番号付き棚”導入 唯一のどか冷ややか

 女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は29日、第109話が放送される。 秋山(渡邉美穂)の妊娠をきっかけに、女性法曹のために労働環境を整えたいと寅子(伊藤)は「意見書」をまとめ、桂場(松山ケンイチ)に

なぜ硫黄島で「日本兵1万人」が消えたままなのか「意外と知らない事実」
2024.08.14

なぜ硫黄島で「日本兵1万人」が消えたままなのか「意外と知らない事実」

なぜ日本兵1万人が消えたままなのか、硫黄島で何が起きていたのか。民間人の上陸が原則禁止された硫黄島に4度上陸し、日米の機密文書も徹底調査したノンフィクション『硫黄島上陸 友軍ハ地下ニ在リ』が11刷決定と話題だ。ふだん本を読まない人にも届き、「イッキ読みした」「熱意に

「ハリス氏、トランプ氏を初めて逆転…43%vs42%、誤差範囲内でリード」
2024.07.31

「ハリス氏、トランプ氏を初めて逆転…43%vs42%、誤差範囲内でリード」

米民主党大統領候補に事実上確定したハリス副大統領が共和党大統領候補のトランプ前大統領に誤差範囲内でリードし、コンベンション効果が生じていることが30日(現地時間)確認された。ロイター通信と世論調査機関イプソスが26-28日、米国の成人1025人を対象に調査してこの日に発表した結果

登戸研究所の幹部名簿発見 旧陸軍、秘密戦兵器を開発
2024.06.23

登戸研究所の幹部名簿発見 旧陸軍、秘密戦兵器を開発

 旧日本軍で暗殺用毒物など秘密戦の兵器を開発した第9陸軍技術研究所(登戸研究所)の幹部らの名簿が残されていることが23日、分かった。明治学院大国際平和研究所の松野誠也研究員(日本近現代史)が国立公文書館で発見した。登戸研究所が作成した資料は敗戦時に隠滅するよう陸軍中央が指示し、存在しないと考え

「本の中にすべてあった」 人気作家ハン・ガンさん、自身の歩み語る
2024.06.15

「本の中にすべてあった」 人気作家ハン・ガンさん、自身の歩み語る

 ブッカー国際賞を受賞した「菜食主義者」などの作品が国境を越えて読まれている韓国の作家ハン・ガンさんが、朝日新聞のインタビューに応じた。日本語訳が刊行されたばかりの最新作「別れを告げない」に込めた思いや、自身の歩みについて語った。 ハンさんは1970年、韓国南西部の光州市に生まれ

【NHK朝ドラ『虎に翼』3日は】直談判にやってきた寅子。人事課にいたのは・・・
2024.06.02

【NHK朝ドラ『虎に翼』3日は】直談判にやってきた寅子。人事課にいたのは・・・

<6月3日(月) 第46回 NHK総合 午前8時ほか> 昭和22年3月。新しい日本の憲法に希望を見出した寅子(伊藤沙莉)が向かったのは法曹会館。そこには空襲で被害を受けた司法省の仮庁舎が設置されていた。 裁判官として雇って欲しいと直談判にやってきた寅子だったが、人事

野田佳彦元首相「一番遅くて薄っぺらい」 政治資金規正法の自民改正案を酷評 首相は反論
2024.05.20

野田佳彦元首相「一番遅くて薄っぺらい」 政治資金規正法の自民改正案を酷評 首相は反論

立憲民主党の野田佳彦元首相は20日の衆院予算委員会で、自民党派閥の政治資金パーティー収入不記載事件を受けた政治資金規正法改正の自民党案について「一番遅い上に、中身が一番薄っぺらい。反省がない」と酷評した。岸田文雄首相は「実効的な案を提示することができた」と反論した。野田氏は規正法

銃撃で重体のスロバキア首相、予断許さない状況続く 国際社会からも非難の声相次ぐ
2024.05.16

銃撃で重体のスロバキア首相、予断許さない状況続く 国際社会からも非難の声相次ぐ