# 独裁体制

教団内には内部分裂の動きも…旧統一教会「文ファミリー外し」の現実味〈有田芳生〉
2024.07.26

教団内には内部分裂の動きも…旧統一教会「文ファミリー外し」の現実味〈有田芳生〉

国による解散命令請求も現実味を帯びるなか、旧統一教会内部には大規模な組織改編が行われ、「文ファミリー外し」ともみられる動きもあるのだという。安倍晋三元首相の銃撃事件から2年。今後、教団はどこに向かうのか? 『誰も書かなかった統一教会』で教団の驚くべき実態やタブーを明らかにした有田芳生氏に聞いた

【ミャンマー】国軍トップが大統領兼務に 政変3年半、権力集中の独裁体制
2024.07.24

【ミャンマー】国軍トップが大統領兼務に 政変3年半、権力集中の独裁体制

 ミャンマー軍事政権は22日、国軍トップのミンアウンフライン総司令官が同日から暫定大統領を兼務すると発表した。クーデター3年半の節目が迫る中、同氏への権力集中がより鮮明となった。軍政が来年に実施すると表明している総選挙をずれ込ませつつ独裁体制を続けるための布石だと捉える市民が多い。

第二の天安門につながりかねないから? 礼賛記事を突然削除…中国「三中全会」に見る「習近平」経済無策と「4期目も続投」の独裁強化
2024.07.23

第二の天安門につながりかねないから? 礼賛記事を突然削除…中国「三中全会」に見る「習近平」経済無策と「4期目も続投」の独裁強化

 中国共産党は経済の長中期方針を決める最重要会議である第20期中央委員会第3回全体会議(3中全会)最終日の18日、コミュニケ(声明)を発表。「経済発展」と「国家安全」という相矛盾する目標の両立を目指して、「2029年の(中国)建国80年までに今回の会議(3中全会)で打ち出した改革の任務を完成さ

北朝鮮の公式席上で「金正恩バッジ」初登場…「金日成・金正日レベルの偶像化段階」
2024.07.01

北朝鮮の公式席上で「金正恩バッジ」初登場…「金日成・金正日レベルの偶像化段階」

北朝鮮が30日、国営メディアを通じて金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の顔が単独であしらわれたバッジ(肖像徽章)を初めて公開した。金正恩委員長の偶像化作業を加速し、独裁体制の動力を強化する兆候が表れている。労働新聞によると、先月29日の労働党全員会議(第8期第10回)2日目会議

SF映画の世界...サウジ皇太子が構想する直線型都市は「未来の街」か「監視社会」か
2024.06.19

SF映画の世界...サウジ皇太子が構想する直線型都市は「未来の街」か「監視社会」か

中東で今、2つの規格外の都市の建設が進んでいる。1つはエジプトの新しい行政首都で、10年近く前から第1弾の移住が始まっている。まだ名前のないこの都市には、中東最大のコプト教会やエジプト最大のモスク(イスラム礼拝所)、さらには古代エジプトにヒントを得た巨大な建造物が立

中国は「幸福な全体主義国家」なのか?大熊雄一郎著「独裁が生まれた日」から「中国でいったい何が起きているのか」を読み解く
2024.06.10

中国は「幸福な全体主義国家」なのか?大熊雄一郎著「独裁が生まれた日」から「中国でいったい何が起きているのか」を読み解く

習近平指導部のもと、自由な言論空間が急激に小さくなりつつある世界第2位の経済大国・中国。筆者は北京で報道に従事していたある日、携帯電話にかかってきた中国共産党内改革派の老人から「この前あなたに話したことだが、『上』から警告されてしまった。記事にしないでほしい」と懇願される。 折し

「北朝鮮にオッペンハイマーは現れない」 元米韓連合軍司令部部長
2024.06.10

「北朝鮮にオッペンハイマーは現れない」 元米韓連合軍司令部部長

 米アカデミー賞7冠を獲得するなど世界的に注目を集めた映画「オッペンハイマー」。米国の核開発を成功に導く一方、核兵器の非人道性に苦しむ主人公の姿が共感を呼んだ。北朝鮮でオッペンハイマーのような人物が現れることはあるのだろうか。米韓連合軍司令部戦略部長などを務めたロバート・コリンズ氏に聞いた。<

<猿の惑星/キングダム>猿と人間の“共存”か人間の“絶滅”か…独創的な設定に潜む日常の人間関係とのつながり
2024.05.09

<猿の惑星/キングダム>猿と人間の“共存”か人間の“絶滅”か…独創的な設定に潜む日常の人間関係とのつながり

プーチン氏就任式を批判 「偽りの選挙」とウクライナ
2024.05.07

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