# 物価目標

日銀が2014年上期の金融政策決定議事録を公表へ:円安等による一時的な物価上昇を政策効果によるものと誤解。10年後にも同じ過ちを繰り返さないか
2024.07.09

日銀が2014年上期の金融政策決定議事録を公表へ:円安等による一時的な物価上昇を政策効果によるものと誤解。10年後にも同じ過ちを繰り返さないか

日本銀行は7月16日(火)午前8時50分に、10年前の2014年1月~6月に開催された金融政策決定会合の議事録を公表する。前年の2013年4月に日本銀行は量的・質的金融緩和を開始した。その時点ではコアCPI(消費者物価、除く生鮮食品)は前年同月比でマイナスであったが、その後は20

ブラジル中銀が中立金利推計値引き上げ、需給ギャップ解消=議事要旨
2024.06.26

ブラジル中銀が中立金利推計値引き上げ、需給ギャップ解消=議事要旨

Marcela Ayres[ブラジリア 25日 ロイター] - ブラジル中央銀行が25日公表した今月の政策決定会合議事要旨で、経済に対して中立的な実質金利の推計値が引き上げられ、もはや需給ギャップは解消したと判断されていることが分かった。中銀は18─19日に

当面は政策維持妥当、物価目標達成へ千載一遇のチャンス-中村日銀委員
2024.06.06

当面は政策維持妥当、物価目標達成へ千載一遇のチャンス-中村日銀委員

(ブルームバーグ): 日本銀行の中村豊明審議委員は6日、当面は現状の政策維持が妥当とした上で、2%の物価目標達成へ「千載一遇のチャンス」をつかみかけているとの見解を示した。北海道金融経済懇談会で講演した。中村氏は、「当面は現状の政策維持が妥当と考えている」と述べるとともに、「2%

欧州中銀、利下げへ インフレ鈍化傾向で 6日に理事会
2024.06.03

欧州中銀、利下げへ インフレ鈍化傾向で 6日に理事会

 【ロンドン時事】欧州中央銀行(ECB)は6日、定例理事会を開く。 ユーロ圏の物価上昇率は鈍化傾向にあり、政策金利の引き下げを決定する公算が大きい。理事会メンバーからは、2019年以来となる利下げに対して前向きな発言が相次いでいる。 ECBは、インフレが収束過程にあ

日銀の安達審議委員「拙速な利上げ、絶対避けるべき」 慎重姿勢示す
2024.05.29

日銀の安達審議委員「拙速な利上げ、絶対避けるべき」 慎重姿勢示す

 日本銀行の安達誠司審議委員は29日、熊本市で講演し、焦点となっている追加利上げの時期について「拙速な利上げは絶対に避けなければならない」と述べ、早期の実施には慎重な姿勢を示した。一方で、円安が加速、長期化し、輸入物価の上昇などを通じて物価目標の達成に影響を与えそうな場合は、「利上げを行うこと