# 江戸っ子 2024.09.08 「京極夏彦氏からいただいた」漆黒の指ぬきグローブをはめて…直木賞受賞作家・万城目学が読む『病葉草紙』(京極夏彦 著) 今年、私が直木賞を受賞した際、お祝いにと(実際は私がおねだりしたのだが)、京極夏彦氏から氏のトレードマークとも言える漆黒の指ぬきグローブをいただいた。この原稿はそのグローブをはめながら書いている。酷暑ゆえに革の内側にともすれば湿気がこもり、汗ばむ。私はこれを「神の蒸れ」と呼んでいる。 2024.05.17 蔵前の魅力#4 押さえておきたいごはん屋5選