# 水中考古学
2024.09.09
海に沈んだ「幻の古代都市」5選、近年になり続々と発掘 いったい何があったのか
海に沈んだ古代の都市は、神話の物語ではない。古代の世界では、実際に多くの沿岸の都市が押し寄せる波に飲まれ、家も街路も神殿もすべて道連れにして、海の底に消えていった。だが、海底に沈んだために誰もかつての都市にたどり着けず、何千年もの間に伝説が渦巻き、いつしか幻と化した。 しかし、
2024.07.19
都と東国を結ぶ重要湊か 幻の滋賀・米原「朝妻湊」、付近湖底から瓦
滋賀県米原市の琵琶湖沖に広がる朝妻(あさづま)沖湖底遺跡で陶器や瓦などの遺物が大量に見つかり、その大部分が11~13世紀の尾張(愛知県)を中心とする東海地方産であることが、愛知県豊橋市美術博物館学芸員の中川永(ひさし)氏と米原市教委の水中考古学調査で明らかになった。このうち瓦は平安京などでの使