# 宝塚少女歌劇 2024.07.28 女学生が爆弾を製造し戦争に加担した/させられた事実 胸に重く残る―小林 エリカ『女の子たち風船爆弾をつくる』中島 京子による書評 ◆女学生らが、担わされた戦争風船爆弾とは、戦争中に作られた気球爆弾で、偏西風に乗って敵の本土アメリカまで飛び、直接攻撃を仕掛けることを目的として作られた。「ふ号」兵器と呼ばれ、製造は日本各地でおこなわれたという。ドローン開発よりはるか昔に本当にあった無人爆撃で、実戦に使われ犠牲者