# 企業問題

「教育に問題があった」と謝罪 JR西、運行トラブルは人為的ミス
2024.06.14

「教育に問題があった」と謝罪 JR西、運行トラブルは人為的ミス

 JR西日本は14日会見を開き、関西の幅広い範囲で12日早朝に生じた運行トラブルの原因は人為的なミスだったとして、「組織として教育に問題があった」と謝罪した。 JR京都線茨木駅(大阪府茨木市)で12日午前6時42分ごろに信号トラブルがあり、111本が運休するなどして計12万5千人

トヨタ自動車 7月末まで生産停止を継続 再開時期は現時点で未定 「カローラフィールダー」「カローラアクシオ」「ヤリスクロス」
2024.06.14

トヨタ自動車 7月末まで生産停止を継続 再開時期は現時点で未定 「カローラフィールダー」「カローラアクシオ」「ヤリスクロス」

トヨタ自動車は、国の認証不正を巡る問題で生産を停止している3つの車種について、7月末まで生産停止を継続することを明らかにしました。トヨタ自動車は「カローラフィールダー」「カローラアクシオ」それに「ヤリスクロス」の現行の3車種について、歩行者保護の試験で誤ったデータを提出するなどの

内定辞退者を追い詰めるいなば食品社長が「哀願手紙」を京都大学に送っていた!
2024.06.13

内定辞退者を追い詰めるいなば食品社長が「哀願手紙」を京都大学に送っていた!

〈〈弊社の事実誤認〉と謝罪 「マイナビに聞いた」いなば食品社長が転職希望者に送った“恫喝メール”の内容《マイナビ側はメールの内容を完全否定》〉 から続く 缶詰大手のいなば食品が、今春、同社の入社を辞退した内定者の出身大学である京都大学に秘密裡に手紙を送っていたことが「 週刊文春

「東邦ガスとの受注調整を黙認」と提訴も…全額弁済され中部電力が元副社長への損害賠償請求取り下げへ
2024.06.07

「東邦ガスとの受注調整を黙認」と提訴も…全額弁済され中部電力が元副社長への損害賠償請求取り下げへ

 中部電力が東邦ガスと受注調整を繰り返した問題で、中部電力は2024年5月、調整を黙認したとして元副社長を提訴していましたが、損害賠償の請求額が弁済されたことから訴えを取り下げると明らかにしました。 中部電力と子会社の中電ミライズは、2016年からおよそ4年半にわたり、企業向けの

エンジン4905台 燃費改ざん…IHI、国交省に中間報告
2024.06.06

エンジン4905台 燃費改ざん…IHI、国交省に中間報告

IHIは4日、子会社のIHI原動機によるエンジンの燃料消費率データの改ざんに関して国土交通省に中間報告を行った。2003年以降に出荷前試運転を行った内外向け全エンジン6567台のうち4905台で燃費データを改ざん、1962台は顧客に提出した仕様値から逸脱していた。さらに窒素酸化物(NOx)放出

リスクの告発認めよ オープンAI社員が業界の秘密主義を批判
2024.06.06

リスクの告発認めよ オープンAI社員が業界の秘密主義を批判

 対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を手掛ける米新興企業オープンAIの社員らが4日、人類絶滅につながる可能性もあるとされる先端AI技術のリスクについて、外部への告発を認めるよう求める書簡を公開した。知的財産保護などを理由にした秘密主義を改め、AIのリスクを幅広く社会で共有するよう訴えてい

「ボロ家ハラスメント」いなば食品に労基署が入っていた
2024.06.06

「ボロ家ハラスメント」いなば食品に労基署が入っていた

「一時でも入社を考えていた自分が情けなくなります」 缶詰製造大手・いなば食品にこの春入社予定だった女性が嘆く。今週もいなばに嵐が吹き荒れる。◆ ◆ ◆ 小誌はこれまで数週にわたっていなば食品の抱える問題、疑惑を報じてきた。その嚆矢は新入社員に対する悪辣

大川原化工機事件 控訴審始まる 「意図的に事実歪め立件」と主張
2024.06.05

大川原化工機事件 控訴審始まる 「意図的に事実歪め立件」と主張

機械メーカー「大川原化工機」への捜査の違法性を巡る控訴審が始まり、社長らは「意図的に事実を歪めた」と主張し、国と東京都は争う姿勢を示しました。「大川原化工機」を巡っては、違法な捜査で社長らが逮捕・起訴されたとして、東京地裁が国と都に合わせておよそ1億6000万円の賠償を命じました

不正、現役員も認識 燃費データ改ざん IHI
2024.06.04

不正、現役員も認識 燃費データ改ざん IHI

 IHIは4日、子会社のIHI原動機(東京)が船舶向けエンジンの出荷前検査の際に燃料消費率データを改ざんしていた問題で、現役員も不正を認識していたとの調査報告書を国土交通省に提出した。 不正につながった背景について「不適切な行為も伝承してしまう組織風土」があったと指摘している。<

〈弊社の事実誤認〉と謝罪 「マイナビに聞いた」いなば食品社長が転職希望者に送った“恫喝メール”の内容《マイナビ側はメールの内容を完全否定》
2024.06.04

〈弊社の事実誤認〉と謝罪 「マイナビに聞いた」いなば食品社長が転職希望者に送った“恫喝メール”の内容《マイナビ側はメールの内容を完全否定》

〈《メール入手》「Apple Watchをして録音が発覚したら退職勧告」いなば食品社長が全社員に通達した不可解すぎる“社内ルール”〉 から続く 缶詰製造大手「いなば食品」の稲葉敦央社長(70)が昨年9月24日、全社員に向けて〈マイナビ社より内々に当社社員3名が登録していることが

トヨタ岩手工場「ヤリスクロス」出荷停止 認証不正受け 国交省の立ち合い試験に対応<岩手・金ケ崎町>
2024.06.04

トヨタ岩手工場「ヤリスクロス」出荷停止 認証不正受け 国交省の立ち合い試験に対応<岩手・金ケ崎町>

トヨタ自動車の生産に必要な認証試験に不正があった問題を受けて、岩手県金ケ崎町のトヨタ自動車東日本岩手工場ではヤリスクロスの出荷や販売を6月3日から停止しています。不正があった車種のうち「ヤリスクロス」はトヨタ自動車東日本の岩手工場と宮城県の工場で生産されています。ト

マイナビ「いなば食品様に対して事実確認を行っております」転職サイト登録情報の伝達を否定
2024.06.04

マイナビ「いなば食品様に対して事実確認を行っております」転職サイト登録情報の伝達を否定

 人材情報サービス大手のマイナビは3日、公式サイトで、一部で報じられた、同社と、食品大手いなば食品の関連を指摘する記事についての見解を表明した。同社をめぐっては、週刊文春が公式Xで「『マイナビに聞いた』いなば食品社長が転職希望者に恫喝メール」と題した記事配信を告知していた。 マイ

「これが差別なんだ」“雇い止め”されたとし復職など求めるパタゴニア従業員の裁判初弁論 会社側争う姿勢
2024.06.03

「これが差別なんだ」“雇い止め”されたとし復職など求めるパタゴニア従業員の裁判初弁論 会社側争う姿勢

アメリカのアウトドア用品メーカー「パタゴニア」から、去年12月にいわゆる「雇い止め」をされたパート従業員が会社側に復職などを求める裁判が始まり、会社側は争う姿勢を示しました。札幌地域労組パタゴニアユニオン 藤川瑞穂さん)「私たちが何に苦しんでいるのかというと、これが

「ビッグモーター」元副社長ら12人を不起訴処分 街路樹問題で東京地検
2024.05.31

「ビッグモーター」元副社長ら12人を不起訴処分 街路樹問題で東京地検

中古車販売大手「ビッグモーター」の店舗前で街路樹が枯れるなどした問題で、書類送検されていた元副社長ら12人について、東京地検は不起訴処分としました。「ビッグモーター」の元副社長と都内店舗の店長や従業員だった13人は店舗前の街路樹を伐採したほか、除草剤をまくなどして損壊した疑いで3

BTS事務所で泥沼の内紛 NewJeans「母」の解任、土壇場で回避 若者が圧倒的支持なぜ?
2024.05.30

BTS事務所で泥沼の内紛 NewJeans「母」の解任、土壇場で回避 若者が圧倒的支持なぜ?

 世界的な人気を誇る男性音楽グループ「BTS」が所属する韓国の大手芸能事務所「HYBE(ハイブ)」が、背任の疑いで傘下の子会社「ADOR(アドア)」のミン・ヒジン代表を刑事告発した。HYBEからの独立を企てた疑いがあるとしている。ミン氏は、人気の女性5人組グループ「NewJeans(ニュージー

中部電力 カルテル問題めぐり元取締役を提訴へ 「受注調整を認識しながら是正しなかった」
2024.05.29

中部電力 カルテル問題めぐり元取締役を提訴へ 「受注調整を認識しながら是正しなかった」

中部電力などがガスの供給をめぐりカルテルを結んだとされる問題で、中部電力は損害賠償を求めて元取締役を提訴することを明らかにしました。中部電力と子会社の中部電力ミライズは、大口のガスの供給をめぐり、東邦ガスとともに談合を行っていたとして24年3月、公正取引委員会からあわせて2600

「ダイハツ九州」大分工場で全12車種の生産再開…5か月ぶりに「ムーヴキャンバス」
2024.05.28

「ダイハツ九州」大分工場で全12車種の生産再開…5か月ぶりに「ムーヴキャンバス」

 ダイハツ工業が自動車の認証試験で不正をしていた問題で、一部車種の生産を停止していた生産子会社「ダイハツ九州」は27日、大分県中津市の大分工場で5か月ぶりに「ムーヴキャンバス」の生産を始めた。これで全12車種の生産が再開した。 工場は不正が発覚した昨年12月に生産を全面的に停止し

サムスン元役員が起こした特許訴訟 米裁判所はサムスンの主張認める
2024.05.27

サムスン元役員が起こした特許訴訟 米裁判所はサムスンの主張認める

 サムスン電子で特許業務を管理していた元役員が古巣を相手取り、米国で起こした特許侵害訴訟で、米国の裁判所がサムスン電子の主張を認めた。 サムスン電子は23日、米テキサス州東部地裁がこのほど、特許エージェント会社シナジーIPと特許権者のテキヤがサムスン電子を相手取り起こした無線イヤ

国交省が日航を厳重注意へ
2024.05.27

国交省が日航を厳重注意へ

 日航で安全運航に関わるトラブルが相次いでいることを受け、国土交通省が27日にも日航を厳重注意する方針を固めたことが関係者への取材で分かった。

五輪汚職、番組制作会社「FCC」側が起訴事実を否認…立件6社の主張出そろう
2024.05.24

五輪汚職、番組制作会社「FCC」側が起訴事実を否認…立件6社の主張出そろう

 東京五輪・パラリンピックを巡る談合事件で、独占禁止法違反(不当な取引制限)に問われた番組制作会社「フジクリエイティブコーポレーション(FCC)」と同社専務・藤野昌彦被告(64)の初公判が24日、東京地裁(安永健次裁判長)であり、同社側は起訴事実を否認した。立件された6社の主張が出そろい、起訴