# タクシー運転士

バスの「減便」「路線廃止」は賃金の低さに端を発する運転士不足だけが原因じゃない! 利用客の行動も大きな原因になっていた
2024.08.22

バスの「減便」「路線廃止」は賃金の低さに端を発する運転士不足だけが原因じゃない! 利用客の行動も大きな原因になっていた

 2024年問題が顕在化してから、路線バスの減便や路線廃止がそれまでより相次いでいるのは報道でもご承知のとおり。各バス事業者では給与面(賃金アップ)など待遇改善を進め、なんとかして働き手を増やそうとしているが、なかなか運転士が増えないのが実状。 タクシー運転士に限っていえば、ここ

冷房の冷えに腰痛に成人病! タクシー運転士は体調管理との闘いでもあった
2024.08.06

冷房の冷えに腰痛に成人病! タクシー運転士は体調管理との闘いでもあった

 都市部を中心に、タクシー運転士は隔日乗務となっていることが多い。午前中に車庫を出て、帰庫するのは翌日未明以降という仕組みが隔日乗務とされ(途中休憩あり)、これが一般的な乗務シフトとなる。また、乗務日を「出番」と呼ぶ勤務体系もある。たとえば早朝に帰庫し、翌日午前中に再び乗務するまでの間は「明け

かつての新車セールスマンはグルメ多し! 働き方改革と共に消えた「営業の醍醐味」とは
2024.07.19

かつての新車セールスマンはグルメ多し! 働き方改革と共に消えた「営業の醍醐味」とは

 地上波テレビの番組で、タクシー運転士さんがオススメする「うまい店」に連れて行ってもらうという番組がある。街なかを常に動きまわるタクシーの運転士さんのなかには、たしかに地元のおいしい店を知っている人が多い。このような傾向は、日々得意先などをまわる営業職に就く人にもいえるだろう。そして過去には、

目立つ高齢タクシー運転士の事故! だが年齢よりも「悟りを開けるか」がタクシーの安全性に大きく影響する
2024.06.19

目立つ高齢タクシー運転士の事故! だが年齢よりも「悟りを開けるか」がタクシーの安全性に大きく影響する

 ここのところタクシーの事故が相次いで報じられている。5月23日京都市中心部でタクシーが逆走し、6台が絡む事故が発生した。当該運転士(72歳)を含む3名が重軽傷を負ったとのこと。また、その後の報道では、当該運転士は事故を起こす前日から当該タクシー会社で乗務をはじめていたともされている(それまで

運転士の労働環境を守るハズがむしろ危険に!? バス業界にとって2024年問題は命にかかわる問題だった
2024.06.07

運転士の労働環境を守るハズがむしろ危険に!? バス業界にとって2024年問題は命にかかわる問題だった

 2024年4月1日より、トラックやバス、タクシー運転士の時間外労働上限規制が適用されてから初めての大型連休(ゴールデンウイーク)に入ったなか、本稿を執筆している。 2023年5月から新型コロナウイルスが5類へ移行して以来、インバウンド(訪日外国人旅行者)も増え続け、日本人も個人

いまタクシードライバーが稼げる職業……は幻想! 稼ぐためにはアプリ時代に適応する必要アリ!!
2024.05.22

いまタクシードライバーが稼げる職業……は幻想! 稼ぐためにはアプリ時代に適応する必要アリ!!

2024年4月から影響が本格化するとされていた「2024年問題」が顕在化する以前から、おもにトラック運転士によるタクシー運転士への転職が目立っているとお伝えしたことがある。ある事業者ではタクシー運転士志望者の4割ほどがトラック運転士だったという話も聞いた。2024年に入ったときぐ