# サリエラ

　近年のオールカマーは牝馬がヤケに強い。97年に同年のオークス馬のメジロドーベルが制して以降、長く牡馬に屈していたが、15年にショウナンパンドラが18年ぶりV。その2年後の17年にルージュバックが勝つと、20年から22年にかけてはセンテリュオ、ウインマリリン、ジェラルディーナで3連覇した。近1

オールカマーサリエラ国枝栄調教師――前走の天皇賞春は12着でした。レース内容を振り返ってください。国枝調教師(以下、国):これまでの走りとは違って、少し馬が行きたがってしまってロスの多い競馬になりました。長距離のレースであのような走りにな

◆第７０回オールカマー・Ｇ２（９月２２日、中山競馬場・芝２２００メートル）追い切り＝９月１８日、美浦トレセン　重賞初勝利を狙うサリエラ（牝５歳、美浦・国枝栄厩舎、父ディープインパクト）は、デビュー２戦目以来のコンビとなる戸崎圭太騎手が追い切りに騎乗した。　Ｗコースで

◇１２日　オールカマー１週前追い切り（美浦トレセン）　天皇賞・春１２着以来のサリエラ（牝５歳、美浦・国枝）は美浦Ｗでマイモーメント（４歳１勝クラス）、サトノエピック（３歳オープン）と３頭併せ。直線は２頭の間に入ると、マイモーメントの半馬身先着、サトノエピックと同入した。時計は５Ｆ

《美浦》エプソムC優勝のレーベンスティール（田中博、牡4）は、Wコースで3頭併せ。馬なりで6ハロン82秒2－11秒5をマークし、中バロネッサ（1勝）、外サンダーアラート（2勝）と併入した。「1週前の動きとしては順調。去年の今ごろに比べると体質強化して、少しずつ完成の域に近づいているのかと思いま