# 電子工学

サムスン電子515人がエヌビディアに移籍
2024.06.27

サムスン電子515人がエヌビディアに移籍

 人工知能(AI)半導体市場で主導権を握るための半導体メーカー各社の「人材戦争」もエヌビディアを中心に繰り広げられている。事実上エヌビディアが韓国をはじめ、全世界の半導体中核人材を吸収している状況だ。本紙が18日、人材採用プラットフォーム「リンクトイン」を通じて分析した結果、NVIDIAの社員

2023年SiCパワーデバイス世界売上高ランキング、首位はST
2024.06.25

2023年SiCパワーデバイス世界売上高ランキング、首位はST

 台湾の市場調査会社TrendForceは2024年6月20日(台湾時間)、SiC(炭化ケイ素)パワーデバイス市場についての調査を発表した。それによると、2023年の市場シェアはSTMicroelectronics(以下、ST)が32.6%を占めて首位となり、onsemiは23.6%で前年の4

「エッジAIにかかわる全てをワンストップで」 STがデモ
2024.06.14

「エッジAIにかかわる全てをワンストップで」 STがデモ

 STMicroelectronics(以下、ST)はドイツ・ニュルンベルクで開催された組み込み技術の展示会「embedded world 2024」(2024年4月9~11日)において、エッジAI(人工知能)機能やモーター制御、センシングなどを備えたモータードライバーリファレンス設計を展示。

「2年ごとに新世代を投入」ロームがSiC MOSFET開発を加速、25年の第5世代以降
2024.06.12

「2年ごとに新世代を投入」ロームがSiC MOSFET開発を加速、25年の第5世代以降

 ロームはSiC(炭化ケイ素)MOSFETの開発を加速し、2025年に予定する第5世代品のリリース以降、2027年には第6世代、2029年に第7世代と2年ごとに新世代品を投入する計画を明かした。 2024年6月11日(ドイツ時間)、ドイツ・ニュルンベルクで開催中の世界最大規模のパ

「クーロンの法則」は「万有引力の法則」のパクリなのか?…じつはうりふたつな二つの法則
2024.06.10

「クーロンの法則」は「万有引力の法則」のパクリなのか?…じつはうりふたつな二つの法則

物理に挫折したあなたに――。読み物形式で、納得! 感動! 興奮! あきらめるのはまだ早い。 大好評につき5刷となった『学び直し高校物理』では、高校物理の教科書に登場するお馴染みのテーマを題材に、物理法則が導き出された「理由」を考えていきます。 本記事で

ソフトバンク、Beyond 5G/6Gに向け独自アンテナ技術によるテラヘルツ無線の実証実験に成功
2024.06.05

ソフトバンク、Beyond 5G/6Gに向け独自アンテナ技術によるテラヘルツ無線の実証実験に成功

 ソフトバンク株式会社は4日、Beyond 5G/6G時代を見据えて、独自のアンテナ技術の活用により、300GHz帯テラヘルツ無線(以下、テラヘルツ無線)を用いた、屋外を走行する車両向けの通信エリアを構築する実証実験に成功したと発表した。これにより、固定通信や近距離通信といった用途での活用が多

自動車電動化、電線メーカーに商機 川崎市のSWCC、独自技術の開発強化
2024.06.04

自動車電動化、電線メーカーに商機 川崎市のSWCC、独自技術の開発強化

 エンジンからモーターへ自動車業界の電動化シフトが、電線メーカーに新たなビジネスチャンスをもたらしている。業界大手のSWCC(川崎市川崎区)は、ケーブル、巻線(絶縁電線)などの製造に関連した独自技術を駆使し、需要が高まる電気自動車(EV)をはじめとした次世代モビリティー分野の製品開発を強化。先

工場で使える無線電力伝送向け 5.75GHz帯の5Wレクテナを開発
2024.05.31

工場で使える無線電力伝送向け 5.75GHz帯の5Wレクテナを開発

 日本アンテナと金沢工業大学工学部電気電子工学科の伊東健治教授らは2024年5月、空間伝送型ワイヤレス電力伝送システム(WPT)に向けて共同開発した5.75GHz帯の「5Wレクテナ」において、入力電力37.6dBm(約5.7W)で整流効率88.5%、出力電圧38.9Vを得ることに成功したと発表

超伝導体にテラヘルツ波を照射、臨界電流が大きく変化
2024.05.31

超伝導体にテラヘルツ波を照射、臨界電流が大きく変化

 京都大学化学研究所の関口文哉特定助教(現在は東京大学特任助教)と金光義彦教授(同特任教授)、廣理英基准教授、小野輝男教授、成田秀樹特定助教らによる研究グループは2024年5月、超伝導体薄膜にテラヘルツ波を照射すると、臨界電流が大きく変化する現象を発見したと発表した。観測された特異な超伝導スイ

東芝、石川県能美市に300mmウエハー対応パワー半導体の新製造棟
2024.05.23

東芝、石川県能美市に300mmウエハー対応パワー半導体の新製造棟

2024年度下期より本格的な生産を開始予定。低耐圧MOSFET、IGBTを中心とするパワー半導体の生産能力を、2021年度比で2.5倍に増強する計画だ。 東芝デバイス&ストレージは5月23日、グループ会社である加賀東芝エレクトロニクス(石川県能美市)にて、300mmウエハー対応パ

村田製作所、電源ノイズ対策を向上する「Lキャンセルトランス」や車室内のCO2濃度を低減する「CO2吸着フィルタ」など公開
2024.05.22

村田製作所、電源ノイズ対策を向上する「Lキャンセルトランス」や車室内のCO2濃度を低減する「CO2吸着フィルタ」など公開

 村田製作所は、パシフィコ横浜で5月22日~24日の期間開催されている「人とくるまのテクノロジー展2024 YOKOHAMA」にて、電子パーツの誤動作を防ぎ安全性を確保するためのノイズ対策や熱対策、より快適な車室空間の実現など、「より安全で、より快適なモビリティ社会の実現」に貢献するためのソリ