# 集団的自衛権

自衛隊の任務拡大、増えるリスク 集団的自衛権容認から10年
2024.07.01

自衛隊の任務拡大、増えるリスク 集団的自衛権容認から10年

 政府が2014年に憲法解釈を変更し、集団的自衛権の行使容認を閣議決定してから1日で10年となった。これに基づき成立させた安全保障関連法により、自衛隊の任務は拡大。中国や北朝鮮の軍備増強も踏まえ、日米同盟による共同対処能力の強化が進む。自衛隊が米軍の艦艇などを守る「武器等防護」は常態化し、紛争

【今日は何の日:7月1日】1961年の初演から半世紀近くにわたって舞台「放浪記」の主役を務めたあの女優に国民栄誉賞。上演2000回目は89歳の誕生日だったというから驚き!
2024.07.01

【今日は何の日:7月1日】1961年の初演から半世紀近くにわたって舞台「放浪記」の主役を務めたあの女優に国民栄誉賞。上演2000回目は89歳の誕生日だったというから驚き!

2014(平成26)年 安倍晋三内閣が集団的自衛権の行使を限定容認することを閣議決定。従来、内閣法制局の解釈では集団的自衛権の行使は全面禁止とされていたが、新たな憲法解釈により可能にした。安全保障環境の激変などを踏まえたもの。1954(昭和29)年 新警察法の施行により、戦後の旧

自衛隊発足70年、進む日米「一体化」 専守防衛、なし崩しの懸念
2024.07.01

自衛隊発足70年、進む日米「一体化」 専守防衛、なし崩しの懸念

 防衛省・自衛隊は1日、発足から70年を迎えた。中国や北朝鮮、ロシアの軍事的脅威が増す中、政府は憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使を容認し、自衛隊と米軍の一体的運用が進んでいる。岸田文雄政権では反撃能力(敵基地攻撃能力)の保有を認めるなど日本の安全保障政策が転換点を迎えており、憲法9条に基づ

日本人が「知ってはいけない」、日本とアメリカの「本当の関係」…日本の戦後史最大の「謎と闇」
2024.05.27

日本人が「知ってはいけない」、日本とアメリカの「本当の関係」…日本の戦後史最大の「謎と闇」

 日本には、国民はもちろん、首相や官僚でさえもよくわかっていない「ウラの掟」が存在し、社会全体の構造を歪めている。 そうした「ウラの掟」のほとんどは、アメリカ政府そのものと日本とのあいだではなく、じつは米軍と日本のエリート官僚とのあいだで直接結ばれた、占領期以来の軍事上の密約を起