# 量子ビット

半導体技術で制御、富士通が挑む「ダイヤモンドスピン量子」の世界
2024.06.29

半導体技術で制御、富士通が挑む「ダイヤモンドスピン量子」の世界

量子コンピューターの大規模化に伴う技術課題として、極低温の冷凍機内に置く超電導装置と、室温環境に配備した制御装置を結ぶ配線(ケーブル)問題がある。課題は量子ビットの規模を大きくすると、ケーブルの数も増えて冷凍機内に収まりきらず、さらに発熱で量子ビットにも影響を及ぼすことだ。富士通はダイヤモンド

「量子ビットの寿命を100倍以上に」 半導体の量子コン実用化へ前進 制御技術開発 日立
2024.06.17

「量子ビットの寿命を100倍以上に」 半導体の量子コン実用化へ前進 制御技術開発 日立

 日立製作所は17日、「シリコン量子コンピューター」の実用化に向け、量子コンピューターの情報の最小単位「量子ビット」を安定化できる制御技術を開発し、量子ビットの寿命を従来から100倍以上延ばせることを確認したと発表した。量子ビットの操作に用いるマイクロ波の位相を変えることで、半導体のノイズを除

日立が量子ビットの寿命を100倍以上長くする操作技術を開発
2024.06.17

日立が量子ビットの寿命を100倍以上長くする操作技術を開発

 日立製作所(以下、日立)は2024年6月17日、シリコン内の電子スピンを量子ビットとして用いるシリコン量子コンピュータの実用化に向け、量子ビットを安定化できる量子ビット操作技術を開発し、従来手法と比べて量子ビットの寿命(量子情報保持時間、あるいは量子コヒーレンス)を100倍以上延伸できること

日立、シリコン量子コンピュータで量子ビットの寿命を100倍以上にする技術
2024.06.17

日立、シリコン量子コンピュータで量子ビットの寿命を100倍以上にする技術

 日立製作所は、シリコン量子コンピュータの実用化に向けて、量子ビットの寿命を100倍以上延伸させる新たな技術を開発したと発表した。 開発したのは「量子ビットスピン操作方式」と呼ぶ技術で、量子ビットの操作に用いるマイクロ波の照射を工夫し、半導体中のノイズを一部無効化し、量子ビットを

「超高純度のシリコン」の量子ビットを搭載した強力な量子コンピュータ 英国と豪州の研究者らが発表
2024.05.22

「超高純度のシリコン」の量子ビットを搭載した強力な量子コンピュータ 英国と豪州の研究者らが発表

 英マンチェスター大学とオーストラリアのメルボルン大学の研究者らが発表した論文「Highly 28Si enriched silicon by localised focused ion beam implantation」は、天然シリコンに含まれる不純物を取り除いた超高純度のシリコンを用い、

“ネコ量子ビット”をフランスの研究者らが発表 「シュレーディンガーの猫」から発想 一体どんなもの?
2024.05.13

“ネコ量子ビット”をフランスの研究者らが発表 「シュレーディンガーの猫」から発想 一体どんなもの?