# 軍事裁判

証言台の特攻隊長 捕虜の扱い「国際法は知らず」処刑は前にも~28歳の青年はなぜ戦争犯罪人となったのか【連載:あるBC級戦犯の遺書】#57
2024.08.30

証言台の特攻隊長 捕虜の扱い「国際法は知らず」処刑は前にも~28歳の青年はなぜ戦争犯罪人となったのか【連載:あるBC級戦犯の遺書】#57

米軍機搭乗員3人が殺害された石垣島事件の戦犯裁判。1人目を斬首した特攻隊長、幕田稔大尉に対する証人尋問は5日間にわたって行われた。1948年1月29日、検事に続いて、判決を下す米軍の委員会からの尋問が行われた。「殺害した米兵のほかにも斬首したことはあるのか」。弁護人が質問に異議を唱える中、異議

韓国海軍兵士、韓米訓練の機密を1000万ウォンもらって中国に提供していた【独自】
2024.08.16

韓国海軍兵士、韓米訓練の機密を1000万ウォンもらって中国に提供していた【独自】

 韓国海軍の兵士が昨年末、韓米合同軍事演習や韓豪合同軍事演習関連の複数の機密を中国に1050万ウォン(約115万円)で提供していた事実が先日確認された。また現役の大領(大佐に相当)も新型無人水上艇に関する情報を外部に流出させた容疑で韓国軍防諜司令部の聴取を受けているという。先日も韓国軍情報司令

捕虜虐待の根底にあった「捕虜となることは大きな恥辱」嘆願書で強調した日本の”常識”~28歳の青年はなぜ戦争犯罪人となったのか【あるBC級戦犯の遺書】#50
2024.07.12

捕虜虐待の根底にあった「捕虜となることは大きな恥辱」嘆願書で強調した日本の”常識”~28歳の青年はなぜ戦争犯罪人となったのか【あるBC級戦犯の遺書】#50

国立公文書館に法務省から移管された戦犯関係の資料。石垣島事件のファイルには、41人死刑判決の後に、マッカーサーに宛てられた複数の嘆願書があった。裁判を総括するかのようにまとめられた嘆願書には、「捕虜となることは大きな恥辱」など、当時の日本軍の常識が述べられていたー。嘆願書は6枚に