# 賃金上昇

Z世代が自分たちの経済的な将来について、他の世代よりも楽観的である理由(海外)
2024.06.30

Z世代が自分たちの経済的な将来について、他の世代よりも楽観的である理由(海外)

トランスユニオンの最新調査によると、Z世代は経済的見通しについて最も楽観的であることがわかった。すべての世代でインフレが最大の懸念事項となっているのにもかかわらずだ。Z世代は仕事の柔軟性が高く、賃金の上昇率で他の世代を上回っていることも、そう考えることのできる一因だ

能力や勤勉さで劣っているわけではない…日本人の「労働生産性」がG7でぶっちぎりの最下位になった根本原因
2024.06.27

能力や勤勉さで劣っているわけではない…日本人の「労働生産性」がG7でぶっちぎりの最下位になった根本原因

なぜ日本人の賃金は上がらないのか。デロイトトーマツグループ執行役の松江英夫さんは「就業者1人当たりの労働生産性が低いからだ。これを上げるためには、日本特有の『タコつぼ化した組織』を壊し、新たな成長戦略を描く必要がある」という――。(第1回) ※本稿は、デロイトトーマツグループ『価

元日銀総裁・黒田東彦が語ったデフレとの10年戦争。異次元のゼロ金利政策を支えた覚悟とは?──北野唯我「未来の職業道」ファイル【特別編】
2024.06.27

元日銀総裁・黒田東彦が語ったデフレとの10年戦争。異次元のゼロ金利政策を支えた覚悟とは?──北野唯我「未来の職業道」ファイル【特別編】

あらゆる職業を更新せよ!──既成の概念をぶち破り、従来の職業意識を変えることが、未来の社会を創造する。「道を究めるプロフェッショナル」たちは自らの仕事観を、いつ、なぜ、どのように変えようとするのか。『転職の思考法』などのベストセラーで「働く人への応援ソング」を執筆し続けている作家、北野唯我がナ

円安下でも基調的な物価上昇率の低下傾向が続く(5月CPI統計):2%の物価目標達成は難しい
2024.06.21

円安下でも基調的な物価上昇率の低下傾向が続く(5月CPI統計):2%の物価目標達成は難しい

総務省は6月21日に、5月分全国CPI(消費者物価指数)を公表した。コアCPI(除く生鮮食品)は前年同月比+2.5%と、前月の同+2.2%から上昇した。事前予想の平均は同+2.6%だった。5月には、再生可能エネルギー賦課金の引き上げが、一時的に物価上昇率を高めたが、この要因を除け

【定額減税シミュレーション】単身者・家族4人・年金生活者はいくら減税される?控除額の確認方法も解説
2024.06.14

【定額減税シミュレーション】単身者・家族4人・年金生活者はいくら減税される?控除額の確認方法も解説

今月、多くの国民の期待を集めながらスタートとなった定額減税。日ごとニュースで話題になっていますが、そもそもどういった制度かご存知でしょうか。何となく「物価高の影響が少なくなるかも」「手取りが増えそう」というイメージはあるかもしれませんが、制度の中身を知っておくのは大事なことです。

ECBの追加利下げ、不確実性後退まで待つべき=レーン専務理事
2024.06.12

ECBの追加利下げ、不確実性後退まで待つべき=レーン専務理事

[ダブリン 11日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のレーン専務理事兼主任エコノミストは11日、インフレ圧力が根強いことを踏まえ、ECBは経済成長の抑制を継続し、不確実性が後退するまで追加利下げを待つべきとの考えを示した。レーン氏はダブリンで行った講演で「域内インフ

パート時給の伸び減速が気になる~2024年4月の毎月勤労統計
2024.06.11

パート時給の伸び減速が気になる~2024年4月の毎月勤労統計

【これはnoteに投稿された飯塚 信夫(神奈川大学経済学部教授)さんによる記事です。】 本日(5日)、「毎月勤労統計」(厚生労働省)の2024年3月分の速報値が公表されました。日経電子版は、基本給(所定内給与)の伸びが29年ぶりの高さになったことなどを報じています。

米雇用統計、市場予想を大きく上回る…FRBの利下げ判断に影響か
2024.06.07

米雇用統計、市場予想を大きく上回る…FRBの利下げ判断に影響か

 【ワシントン=田中宏幸】米労働省が7日発表した5月の雇用統計(季節調整済み)で、景気動向を反映する非農業部門の就業者数は前月比27・2万人増となり、4月(16・5万人増、改定後)から伸びが拡大した。市場予想(18・2万人増)を大きく上回った。 堅調な雇用情勢が示され、米連邦準備

米国債利回りが上昇、予想外に強い雇用統計で利下げ見通し後退
2024.06.07

米国債利回りが上昇、予想外に強い雇用統計で利下げ見通し後退

(ブルームバーグ): 米国の労働市場が予想外の強さを示したため、国債利回りが上昇。年内の米利下げ見通しは後退した。5月の米雇用統計では、雇用の伸びが予想を上回り、賃金は過熱感を示した。これを受けて金融政策見通しの変化に反応しやすい米2年債利回りは一時約13ベーシスポイント(bp、

ドイツ連銀、インフレ根強いと警告 大幅な賃金上昇続く
2024.06.07

ドイツ連銀、インフレ根強いと警告 大幅な賃金上昇続く

[フランクフルト 7日 ロイター] - ドイツ連邦銀行(中央銀行)は7日、大幅な賃金上昇が続いており、国内インフレが根強いことが判明しつつあるとの見解を示した。半期に一度の経済予測改定で「インフレが根強いことが判明しつつある。特にサービスがそうだ。サービス業では大幅な賃金

ECBのカザークス氏、今後の利下げ「漸進的」に-賃金上昇圧力続く
2024.06.07

ECBのカザークス氏、今後の利下げ「漸進的」に-賃金上昇圧力続く

(ブルームバーグ): 欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのカザークス・ラトビア中銀総裁は7日、今後の利下げは「漸進的」であるべきだとの考えを示した。同総裁はブログに「インフレ率はかなり低い水準まで押し下げられたが、勝利はまだ手中にない」と投稿。「国内の物価圧力は依然として強

カナダ中銀、緩和サイクルは慎重さ不可欠 インフレのリスク大
2024.06.07

カナダ中銀、緩和サイクルは慎重さ不可欠 インフレのリスク大

Promit Mukherjee[オタワ 6日 ロイター] - 5日に約4年ぶりの利下げに踏み切ったカナダ銀行(中央銀行)は、7月の次回会合で追加利下げを決めるとの見方が広がっている。しかしエコノミストは、根強いインフレ圧力がもたらすリスクは大きく、中銀は極めて慎重に緩和

ロシアの失業率、4月は過去最低 賃金大幅上昇で労働市場逼迫
2024.06.06

ロシアの失業率、4月は過去最低 賃金大幅上昇で労働市場逼迫

Alexander Marrow Darya Korsunskaya[5日 ロイター] - ロシア連邦統計局が5日発表したデータによると、4月の失業率は過去最低の2.6%だった。3月の実質賃金は前年比12.9%上昇し、アナリスト予想を上回った。ロシアの労働市場の逼迫が浮き

米ADP民間雇用、5月は15.2万人増 伸び鈍化
2024.06.06

米ADP民間雇用、5月は15.2万人増 伸び鈍化

[5日 ロイター] - 企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が5日発表した5月の全米雇用報告によると、民間部門雇用者数は15万2000人増加した。予想の17万5000人を下回った。4月分は前回発表の19万2000人増から18万8000

岸田首相、運輸・建設トップらと懇談
2024.06.01

岸田首相、運輸・建設トップらと懇談

 岸田文雄首相は31日、賃金と物価の好循環実現に向け、首相官邸で運輸や建設など大手企業の経営者と懇談した。中小企業を中心に価格転嫁が進まない実情を踏まえ、岸田首相は「良いものには適切な値段が付き、賃金が上がることが当たり前という常識を普及させていく」と強調した。 

独実質賃金、第1四半期前年比+3.8%で伸び最大 4期連続プラス
2024.05.29

独実質賃金、第1四半期前年比+3.8%で伸び最大 4期連続プラス

[ベルリン 29日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が29日発表した第1・四半期の実質賃金は前年比3.8%上昇した。4期連続の上昇で、2008年の統計開始以来、最大の伸びとなった。名目賃金の上昇率は6.4%で過去2番目の伸びだった。第1・四半期のインフレ率は2.5%で、世

景気判断を据え置き 5月の月例経済報告 個人消費は低迷続く
2024.05.27

景気判断を据え置き 5月の月例経済報告 個人消費は低迷続く

政府は5月の「月例経済報告」で、国内の景気判断を据え置きました。賃金の上昇が物価高に追いつかない中、個人消費の持ち直しへ足踏み状態が続いています。政府は今月の月例経済報告で、景気の総括判断を「このところ足踏みもみられるが、緩やかに回復している」と先月から据え置きました。<

定額減税1人4万円も、電気代高騰、実質賃金減の現実…物価上昇を上回る給料アップなるか
2024.05.25

定額減税1人4万円も、電気代高騰、実質賃金減の現実…物価上昇を上回る給料アップなるか

24日、総務省は「2020年基準 消費者物価指数 全国 2024年(令和6年)4月分」を発表した。それによると、4月の物価指数は、前年同月と比較して、2.5%の上昇。2020年を100とすると、7.7ポイントの上昇となった。また、天候によって値段が左右される生鮮食品

【ドイツ】インフレ、再加速の可能性 賃金上昇が予想上回る=連銀月報
2024.05.23

【ドイツ】インフレ、再加速の可能性 賃金上昇が予想上回る=連銀月報

 中銀のドイツ連邦銀行は22日に発表した月報で、5月に国内のインフレ率が再び加速に転じ、今後数カ月はやや高い水準で推移するとの見通しを示した。賃金の上昇ペースが予想を上回り、サービス業の物価上昇圧力が強まっているためとしている。 労働協約で決まった賃金は手当や付加給付などを含める

ドイツ賃金、1-3月は大幅な上昇-利下げ見極めるECBに打撃
2024.05.22

ドイツ賃金、1-3月は大幅な上昇-利下げ見極めるECBに打撃

(ブルームバーグ): 今年1-3月(第1四半期)のドイツの賃金は大幅に上昇した。利下げを決定する上でインフレ鈍化を見極めている欧州中央銀行(ECB)にとって打撃を与える結果となった。ドイツ連邦銀行が22日発表した月報によると、労使交渉で妥結した賃金は1ー3月(第1四半期)に6.2