# 診断技術

大腸がん治療薬の効果判別する検査キット、東北大学と理研ジェネシスが開発
2024.07.03

大腸がん治療薬の効果判別する検査キット、東北大学と理研ジェネシスが開発

東北大学と理研ジェネシスは、がん細胞におけるDNAの「メチル化」の状態を検査することで大腸がんに対する特定の分子標的薬の有効性を事前に判別できる検査キットを開発、2024年6月21日付で体外診断用医薬品として製造販売承認を取得したと発表した。この検査キットを使用することによって価格が高い分子標

放射性医薬、開発・投与の新施設 愛知、藤田医大セラノスティクス
2024.05.28

放射性医薬、開発・投与の新施設 愛知、藤田医大セラノスティクス

 藤田医科大病院(愛知県豊明市)は、放射性物質を含む医薬品の開発や患者への投与を一体的に行う国内初の施設「セラノスティクスセンター」の本格運用を5月から始めた。がんやアルツハイマー病などで患者を効率的に診断し、治療することが期待できるとしている。 放射性医薬品は、体内で特定の臓器

血液検査で認知症予測 発症前に、早期治療へ展望 東京大など
2024.05.24

血液検査で認知症予測 発症前に、早期治療へ展望 東京大など

 アルツハイマー病の原因とされるタンパク質の血中濃度を測定し、発症前に脳内での蓄積状況を高精度で推定する手法を東京大などの研究グループが開発した。日本人を対象とした大規模な実証研究は初めてで、病気の早期診断につながる可能性があるという。論文は23日、国際専門誌に掲載された。 アル

AI医療市場、2030年には世界で約27兆円規模…韓国各社、診断・新薬分野でしのぎ
2024.05.22

AI医療市場、2030年には世界で約27兆円規模…韓国各社、診断・新薬分野でしのぎ

【05月22日 KOREA WAVE】次世代医療技術と呼ばれる人工知能(AI)医療産業が6年後の2030年には世界市場で240兆ウォン(約27兆円)規模に急成長すると予想され、関心を集めている。韓国保健産業政策研究院が明らかにしたグローバル市場調査企業の予測結果によるものだ。米国