# 観音菩薩

「新しい祈りの空間の試みが評価」 奈良・聖林寺観音堂が世界的デザイン賞受賞
2024.06.30

「新しい祈りの空間の試みが評価」 奈良・聖林寺観音堂が世界的デザイン賞受賞

「天平の美仏」として知られる国宝・十一面観音菩薩立像(ぼさつりゅうぞう)を祭る聖林寺(しょうりんじ)(奈良県桜井市)の観音堂が、世界的なデザイン賞「iFデザインアワード2024」を受賞した。観音堂は収蔵庫として昭和34年に建てられたが、老朽化が進み、現在の耐震基準に合わなくなった

像高168センチの線彫り 敏満寺石仏谷中世墓跡の観音堂石仏 石仏は語る
2024.06.16

像高168センチの線彫り 敏満寺石仏谷中世墓跡の観音堂石仏 石仏は語る

敏満寺石仏谷中世墓跡は、琵琶湖東岸に面した青龍山西麓斜面に立地しています。敏満寺には、鎌倉時代初期に僧・重源が東大寺再興を祈願して銅製五輪塔を寄進しています。中世には大きな勢力を有しましたが、浅井氏、織田氏との攻防により16世紀後半には衰退しました。敏満寺の中心は胡宮神社付近と考えられており、

国重文「木造観音菩薩坐像」、大規模修理で金色の輝き再び…「800年の重さ感じる」
2024.05.26

国重文「木造観音菩薩坐像」、大規模修理で金色の輝き再び…「800年の重さ感じる」

 岩手県一関市大東町渋民の寺院「東川院(とうせんいん)」が所有する国の重要文化財「木造観音菩薩(ぼさつ)坐像(ざぞう)」の大規模修理が終わり、同院で12日、お祝いの法要が行われた。 菩薩坐像は平安後期の奥州藤原氏時代に作られたとされ、表面のひび割れや金箔(きんぱく)の浮きが目立つ