# 視察団報告書 2024.08.16 山下奉文率いる陸軍の独視察団、陸海軍統合構想を提言 対米英戦直前「喫緊かつ不可欠」 米英などとの開戦を控えた昭和16(1941)年、同盟国ドイツを訪ねた日本陸軍の視察団が、陸海軍の統合運用などを軸とする国防機構の一元化を強く訴えていたことが、防衛省防衛研究所が所蔵する同年7月の視察団報告書で明らかになった。第二次世界大戦下で緊迫する国際情勢を踏まえ、報告書は陸海軍が保有する航