# 製糖業

【鹿児島・沖縄の糖業―迫られる変革】 喜界・生和、季節工頼み脱却
2024.09.11

【鹿児島・沖縄の糖業―迫られる変革】 喜界・生和、季節工頼み脱却

 鹿児島県奄美群島内の製糖5社6工場のうち、喜界島、徳之島、沖永良部島の3社4工場は従来からの3交代制を維持する。ただし、いずれも島の働き手減少は避けられぬと見ており、工場内の省力化や、1人が複数工程の対応能力を備える多能工化などを進めている。製糖期人員の安定確保を念頭に、社員の人事制度を見直

【鹿児島・沖縄の糖業―迫られる変革】 人確保へ、あの手この手 競争激化必至、同業者も
2024.09.07

【鹿児島・沖縄の糖業―迫られる変革】 人確保へ、あの手この手 競争激化必至、同業者も

 鹿児島、沖縄両県の製糖業の原料は冬場に糖度が上がるサトウキビ。その特性に合わせる形で、収穫から製品(粗糖、黒糖)の製造・出荷まで一連の作業が3~4カ月続く。工場はキビの搾りかすを熱源とするボイラー発電で24時間操業だ。 2024年度から適用された残業時間の上限規制。製糖業で多い

【鹿児島・沖縄の糖業―迫られる変革】 島外人材頼み強まる沖縄
2024.09.06

【鹿児島・沖縄の糖業―迫られる変革】 島外人材頼み強まる沖縄

 今冬操業から残業の上限規制が適用される鹿児島、沖縄両県の製糖業。関連法施行後5年の猶予があったとはいえ、この間もさまざまな環境変化への対応に追われた。共通するのは働き手の減少と人材獲得競争の激化。とはいえ法が求める規制基準は順守しなければならない。各島、各事業者それぞれ地域事情も勘案しながら

【鹿児島・沖縄の糖業―迫られる変革】 残業規制、いよいよ始動 「今期は様子見」JAおきなわ
2024.09.05

【鹿児島・沖縄の糖業―迫られる変革】 残業規制、いよいよ始動 「今期は様子見」JAおきなわ

 鹿児島、沖縄両県の島々で営まれる製糖業に対し、働き方改革関連法に基づく時間外労働(残業)上限規制が今冬2024―25年期から本格的に適用される。両県の主要製糖工場は計24(分蜜糖=粗糖16、含蜜糖=黒糖8)。製糖期は24時間操業で、従来は沖縄を中心に18工場が2交代制。24年度から違法となっ