# 自由主義

後景に追いやられた「分配」 規模ありきの財政になびいた岸田首相
2024.08.17

後景に追いやられた「分配」 規模ありきの財政になびいた岸田首相

 3年前、国会の所信表明演説で岸田文雄首相は高らかにうたいあげた。 「新自由主義的な政策については、富めるものと、富まざるものとの深刻な分断を生んだ、といった弊害が指摘されています」「分配なくして、次の成長なし」 偏在する富を国民の間で分けることで格差を是正する――

クソみたいな世界を生き抜くためのパンク的読書。/紹介書籍『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』
2024.06.20

クソみたいな世界を生き抜くためのパンク的読書。/紹介書籍『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』

「子どもが生まれてから20年間、本なんか一冊も読んでないわ」仕事の休憩時間に私が本を読んでいると、ベテランパートスタッフの女性がそう言った。すると、周りにいたパートの女性陣が「わたしもよ」「夫が何もしないから、仕事終わって家帰って家事こなしてたら、自分の時間なんてないわよねぇ」と

国民投票運動規制で平行線 自民「自由」、立民「支出上限を」
2024.06.12

国民投票運動規制で平行線 自民「自由」、立民「支出上限を」

 参院憲法審査会は12日、憲法改正が発議された際の「国民投票運動」をテーマに討議を行った。 自民党は原則として自由とすることを主張。立憲民主党は資金力の差が結果に影響を及ぼさないよう支出上限の設定を求めた。 国民投票運動は憲法改正案について賛成または反対を働き掛ける

国立大を「授業料値上げ」に追い込んだ「真犯人」 大学はただ「ピーピー騒いでいるだけ」なのか
2024.05.28

国立大を「授業料値上げ」に追い込んだ「真犯人」 大学はただ「ピーピー騒いでいるだけ」なのか

本来であれば格差問題の解決に取り組むべきリベラルが、なぜ「新自由主義」を利するような「脱成長」論の罠にはまるのか。「令和の新教養」シリーズなどを大幅加筆し、2020年代の重要テーマを論じた『新自由主義と脱成長をもうやめる』が、このほど上梓された。同書にゲスト参加している古川雄嗣氏が、「大学改革

リバタリアン党、独自の大統領候補を指名 トランプ氏の要求を拒否
2024.05.27

リバタリアン党、独自の大統領候補を指名 トランプ氏の要求を拒否

 米国の保守系小政党「リバタリアン党」は26日、党の活動家であるチェース・オリバー氏(38)を11月の大統領選に向けた党候補に指名した。同党は党大会に、共和党のドナルド・トランプ前大統領(77)と、無所属で立候補を表明しているロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)を招いていた。両氏は演説でリバ

米・ブリンケン国務長官 ウクライナのバンドとギター演奏 曲はニール・ヤングの「ロッキン・イン・ザ・フリー・ワールド」
2024.05.15

米・ブリンケン国務長官 ウクライナのバンドとギター演奏 曲はニール・ヤングの「ロッキン・イン・ザ・フリー・ワールド」

スティグリッツ教授「40年かけて実証された。サッチャーとレーガンが扉開いた新自由主義は失敗した」
2024.05.06

スティグリッツ教授「40年かけて実証された。サッチャーとレーガンが扉開いた新自由主義は失敗した」