# 自動車整備業

「岩盤価格であってはならなかった」車点検代30年ぶり上昇 背景は
2024.08.29

「岩盤価格であってはならなかった」車点検代30年ぶり上昇 背景は

 自動車の定期点検代が約30年ぶりに上昇している。その要因の一つは工賃の引き上げ。「どんぶり勘定」や「地域相場」といった曖昧な価格設定からの脱却を試みる整備(修理)工場側の変化が背景にある。 「工賃単価は本来、経済状況に応じて変動するはずのもの。岩盤価格であってはならなかった」。

自動車整備工場の7割が人手不足 外国人採用は二極化
2024.08.25

自動車整備工場の7割が人手不足 外国人採用は二極化

 自動車整備工場の約7割で人手が足りない――。車検や定期点検を担う自動車整備業界が深刻な人手不足に陥っている。民間調査によると、一部の工場では外国人労働者の採用が急速に進んでいる。 調査は5~7月、経営コンサルタント会社のフォーバル(東京都渋谷区)と日本自動車整備商工組合連合会(

7月全国の企業倒産920件 7月としては11年ぶりに900件を超える企業倒産 27か月連続前年比増加 人手不足や長引く円安などで
2024.08.08

7月全国の企業倒産920件 7月としては11年ぶりに900件を超える企業倒産 27か月連続前年比増加 人手不足や長引く円安などで

帝国データバンクが発表した先月の全国の企業倒産は920件に上り、7月としては、11年ぶりに900件を超える企業が倒産しました。帝国データバンクによりますと、負債額1000万円以上の先月の全国の企業倒産は、去年の同じ月と比べて、291件多い920件となりました。倒産件

「自動車整備事業者」市場からの退場が過去最多ペース
2024.08.07

「自動車整備事業者」市場からの退場が過去最多ペース

 倒産または休廃業・解散という形で市場から姿を消す自動車整備事業者(自動車一般整備業または自動車車体整備業を主業とする事業者)の数が過去最多ペースで推移している。 2024年は7月までに倒産が27件、休廃業・解散が271件の計298件発生し、年間最多となった2020年(418件=

自動車整備業者 損保大手4社と工賃引き上げめぐり初会合
2024.06.20

自動車整備業者 損保大手4社と工賃引き上げめぐり初会合

自動車整備業者約4000社が取引先である損保大手4社に対して事故車両を修理する際の工賃の引き上げを求めていた問題で、両者による初会合が開かれました。 整備事業者側の求めに応じて開かれた会合は20日午前中に三井住友海上、午後に損保ジャパンと個別に開かれました。 整備事

中小の自動車整備業者 損保大手に工賃単価引き上げ求める 約30年変化なしと訴え
2024.05.23

中小の自動車整備業者 損保大手に工賃単価引き上げ求める 約30年変化なしと訴え

中小企業の賃上げにつながる価格転嫁が望まれるなか、自動車整備業者およそ4000社が損害保険会社に対し、事故車両を修理する際の工賃引き上げを団体として初めて求めました。日本自動車車体整備協同組合連合会 泰楽秀一理事「私が知る限りおおよそ30年、時間単価が変化してこなか