# 絹産業 2024.09.08 工女の背中見て、芽生えた自立心 富岡製糸場の中で育った女性の挑戦 生糸の生産で日本の近代化を支え、後に世界遺産になった「富岡製糸場」(群馬県富岡市)で幼少期を過ごした女性がいる。埼玉県熊谷市の特定社会保険労務士、古屋寿子さん(66)だ。場内の社宅で暮らし、「工女」と呼ばれる女性が生き生きと働く姿を間近で見てきた。大人になり、工女のように職業を持って自立する