# 紡錘体

不妊治療に応用へ、理研が初成功 老化卵母細胞の早すぎる染色体分離を抑制
2024.07.19

不妊治療に応用へ、理研が初成功 老化卵母細胞の早すぎる染色体分離を抑制

卵子のもとになる卵母細胞が老化すると、細胞分裂で卵子をつくる際、遺伝情報を伝える染色体の分離が早すぎる「早期分離」が起き、不妊や流産、先天性疾患につながる異常が生じる詳しい仕組みを、理化学研究所のチームがマウス実験で解明した。成果を基に、卵母細胞に人工ビーズを導入することで、早期分離の抑制に世

老化卵子の染色体異常解明、理研 マウス実験、流産メカニズム理解
2024.07.19

老化卵子の染色体異常解明、理研 マウス実験、流産メカニズム理解

 老化した卵子は、形成される際に特定の部位に小さな染色体が集まり、強い力で引っ張られ早期に分離することで異常が生じる仕組みをマウスで解明したと、理化学研究所のチームが18日付の米科学誌サイエンスに発表した。人でも加齢とともに卵子の染色体異常が起きることが知られており、ダウン症や流産のメカニズム

受精卵の詳細観察に成功、秋田大 「不妊症の原因解明に役立つか」
2024.07.17

受精卵の詳細観察に成功、秋田大 「不妊症の原因解明に役立つか」

 秋田大は17日、浅田レディースクリニック(愛知県)との共同研究で、受精直後の人の受精卵が細胞分裂でどのように変化していくか、詳細に観察することに成功したと発表した。細胞内の特定の構造が受精卵の性質を左右するといい「不妊症の原因解明などに役立つ可能性がある」としている。 チームは