# 研究倫理

二松学舎大、論文盗用を認定の前学長に減給の懲戒処分
2024.08.07

二松学舎大、論文盗用を認定の前学長に減給の懲戒処分

 二松学舎大(東京都千代田区)は7日、論文盗用を認定された前学長の中山政義教授(67)に対し、減給の懲戒処分にしたと発表した。処分は6日付。減給の額や期間は明らかにしていない。 大学側が設置した外部調査委員会が2月に論文1点の盗用を認定し、他の論文や著書についても「存在しない可能

関学大教授が論文二重投稿 大学「研究活動上の不正行為」処分検討
2024.06.08

関学大教授が論文二重投稿 大学「研究活動上の不正行為」処分検討

 関西学院大学(兵庫県西宮市)は7日、教育学部の教授が同じ内容の論文を重複発表する研究活動上の不正行為(二重投稿)があったと発表した。当該論文の取り下げを勧告し、処分を検討するとしている。 大学によると、教授は2008年と11年に発行された研究誌2誌にそれぞれ論文を投稿。この2本

「変革の瞬間を迎えた」AIが科学を加速 不正防ぐ使い方議論
2024.05.26

「変革の瞬間を迎えた」AIが科学を加速 不正防ぐ使い方議論

 科学の一分野だった人工知能(AI)研究だが、AI自身が科学を加速させるようになってきた。自ら仮説を立て、研究も行う「AI科学者」への期待も膨らむ。一方でAIは良くも悪くも、科学研究の姿を大きく変えうる。 2月に東京大であった科学研究のあり方や研究不正について議論する研究会では、

研究者を苦しめる「不合理な現実」…「論文」ではなく「誰にも読まれない管理書類」ばかり増えるワケ
2024.05.12

研究者を苦しめる「不合理な現実」…「論文」ではなく「誰にも読まれない管理書類」ばかり増えるワケ