# 着床前診断

社説:着床前診断の拡大 命の選別巡る国民的議論を
2024.09.15

社説:着床前診断の拡大 命の選別巡る国民的議論を

 重い遺伝性の病気の有無を、体外受精した受精卵の段階で調べる「着床前診断」の対象が広がっている。「子どもに病気を遺伝させたくない」との願いに応える形とはいえ、出生を左右する以上、社会的な合意を踏まえた慎重さが求められる。 日本産科婦人科学会が2023年の実施状況を発表した。72件

「着床前診断」対象の拡大議論も 日産婦、来年4月に倫理審開催へ
2024.09.07

「着床前診断」対象の拡大議論も 日産婦、来年4月に倫理審開催へ

 重い遺伝性の病気が子どもに伝わらないよう、体外受精した受精卵の遺伝子を調べる「着床前診断」を巡り、日本産科婦人科学会は7日、記者会見し、来年4月にも倫理審議会を開き、対象疾患の拡大も含めて議論する方針を示した。 学会によると、この日東京都内で開いた理事会で倫理審の開催を承認。会

着床前診断の対象拡大含め来春議論と学会
2024.09.07

着床前診断の対象拡大含め来春議論と学会

 重い遺伝性の病気が子どもに伝わらないよう、体外受精した受精卵の遺伝子を調べる「着床前診断」を巡り、日本産科婦人科学会は7日記者会見し、来年4月にも倫理審議会を開き、検査対象となる病気の拡大も含めて議論する方針を示した。

29日の朝刊(都内最終版)☆1
2024.08.29

29日の朝刊(都内最終版)☆1

【1面トップ】〔朝日〕裏金問題、堀井議員が辞職 規正法違反の罪 きょう略式起訴 虚偽記載1700万円〔毎日〕「最強」低速台風、九州へ 暴風・高潮 鹿児島に特別警戒 四国でも、線状降水帯恐れ〔読売〕中古EV市場、育成へ 政府 鉱物国内循環狙う 電池性能保

着床前診断の新ルールで認められた病気は? 日産婦が58件承認
2024.08.28

着床前診断の新ルールで認められた病気は? 日産婦が58件承認

 日本産科婦人科学会(日産婦)は28日、受精卵の段階で重い遺伝性疾患の有無を調べる着床前診断について、対象を拡大した新たなルールの下で実施を認めた病名を初めて公表した。72件の申請に対して、神経の難病や遺伝性の目のがんなど8割にあたる58件が認められた。これまでも対象外だった成人後に発症する病

着床前診断、「社会的背景加味した」と学会
2024.08.28

着床前診断、「社会的背景加味した」と学会

 日本産科婦人科学会は28日、東京都内で記者会見し、従来認めていなかった目のがん「網膜芽細胞腫」の患者が申請した着床前診断の実施を認めたことについて「社会的背景などを加味した」と説明した。