# 異次元緩和

「石破ノミクス」で日本経済は大丈夫か?出馬表明の石破元幹事長にエコノミストが疑念
2024.08.28

「石破ノミクス」で日本経済は大丈夫か?出馬表明の石破元幹事長にエコノミストが疑念

 自民党の総裁選は多彩な顔ぶれが出馬して盛り上がっている。マクロ経済政策を明確に述べている候補者は少ないが、石破茂元自民党幹事長が、『保守政治家 わが政策、わが天命』(講談社)という著書を出版している。発刊が2024年8月7日だから、まさに「わが政策」を述べたものと理解して良いだろう。ここには

日銀は「円安」「国債の山」「次の緩和」をどうするか
2024.07.09

日銀は「円安」「国債の山」「次の緩和」をどうするか

物価が上がることがなぜ日本に必要なのか。どうして異次元緩和を10年続けても物価に効かなかったのか。著書『物価とは何か』をはじめ、物価研究の権威である渡辺努・東京大学大学院経済学研究科教授。リレー連載「新競馬好きエコノミストの市場深読み劇場」が人気の小幡績・慶応義塾大学大学院教授。

「MV=PT」を知らない社会人はガチでヤバい
2024.06.17

「MV=PT」を知らない社会人はガチでヤバい

 「異次元の金融緩和が終了します」――最近、ニュースで毎日聞くフレーズだ。とはいえ、「正直よく分からないんだよな…」という人もいるかもしれない。2024年は日本経済の大きな転換点になる。経済ニュースや数値の意味、重要性が理解できていないのは、ビジネスパーソンとしてちょっとマズい。今回は、バブル

国内長期金利は1.0%を回復し、金融正常化が進む。早ければ7月に0.25%、来春までに追加利上げ予想。為替はいずれ反転。先を見据えた投資戦略を練ろう!
2024.05.28

国内長期金利は1.0%を回復し、金融正常化が進む。早ければ7月に0.25%、来春までに追加利上げ予想。為替はいずれ反転。先を見据えた投資戦略を練ろう!

●長期金利が1.0%を回復。背景には日銀金融政策の一段の修正観測がある 国内長期金利は11年ぶりに1.000%を回復―。 5月22日の債券市場。長期金利が前日より0.020%上昇して1.000%に乗せた。2013年5月以来11年ぶりの高水準だ。3月末の時点で0.73

日銀買い入れオペ、残存1年超3年以下が札割れ-異次元緩和以降で初
2024.05.23

日銀買い入れオペ、残存1年超3年以下が札割れ-異次元緩和以降で初

(ブルームバーグ): 日本銀行が23日に実施した定例の国債買い入れで、残存期間1年超3年以下について応札額が予定額に届かない「札割れ」となった。札割れは2013年の異次元緩和導入以降では初めて。日銀によると、残存期間1年超3年以下では予定額3750億円に対し応札額は3564億円と