# 生息環境

住宅メーカー3社が都市緑化で生物多様性を守る--樹木本数、樹種のデータを統合
2024.09.04

住宅メーカー3社が都市緑化で生物多様性を守る--樹木本数、樹種のデータを統合

 旭化成ホームズ、積水ハウス、大和ハウス工業は9月4日、琉球大学発スタートアップで企業のネイチャー関連事業をサポートするシンク・ネイチャーの分析のもと、3社の連携による都市の生物多様性保全効果について発表した。 3社はこれまで、在来樹種に着目した独自の街づくり、庭づくりを提案して

川魚の生息しやすい環境へ 富山の神通川水系で県立大生ら石積み作業
2024.08.30

川魚の生息しやすい環境へ 富山の神通川水系で県立大生ら石積み作業

 サクラマスをはじめとする川魚が、より生息しやすい環境をつくろうと、県立大の学生やNPO法人神通川を楽しむ会のメンバーらは29日、富山市婦中町成子の神通川水系の西派川(にしはせん)で、水の流れに変化をつける石積み作業を行った。 33人が参加。救命胴衣を身に着けて川に入り、浅く流れ

トキ放鳥のモデル地区拡充 県が今年度「能登復興の象徴に」
2024.08.17

トキ放鳥のモデル地区拡充 県が今年度「能登復興の象徴に」

  ●環境省選定の1枠目指し  国の特別天然記念物トキの放鳥受け入れに向け、県は宝達志水以北9市町に設けている「モデル地区」を拡充する。年度内に各市町と協議し、減農薬のコメ作りなどトキの生息環境を整える取り組みを行うエリアを増やす。環境省は早ければ来年度に放鳥地1カ所を選定する方

ニホンカモシカ、山都・高森町境で目撃増える 大分・宮崎県側から移動か 保護へ態勢づくり、協力呼びかけ
2024.05.21

ニホンカモシカ、山都・高森町境で目撃増える 大分・宮崎県側から移動か 保護へ態勢づくり、協力呼びかけ

 本来、人里離れた険しい山中に生息する国特別天然記念物のニホンカモシカの目撃情報が、山都町と高森町の町境周辺で増えている。生息環境の変化によると考えられ、誤ってイノシシ駆除用のわなにかかったり、車道脇で目撃されたりしている。個体数は極めて少なく、両町は保護の態勢づくりを進め、住民らに協力も呼び