# 献血不足

九州・沖縄、台風と猛暑で献血不足が深刻化 全血液型で需給逼迫
2024.09.05

九州・沖縄、台風と猛暑で献血不足が深刻化 全血液型で需給逼迫

 8月末に各地を襲った台風10号に関連し、台風の勢力が強いまま被害に遭った九州や沖縄で献血不足が深刻化している。台風による強風や大雨に見舞われた28~30日は、献血の受け入れが中止、短縮され、3日間で予定していた約2600人分を確保できなくなった。今夏は元々猛暑が影響して献血会場に足を運ぶ人が

期限切れの血液、有効活用を 「人工赤血球」治験開始へ 災害時の活用に期待・奈良県立医大
2024.08.18

期限切れの血液、有効活用を 「人工赤血球」治験開始へ 災害時の活用に期待・奈良県立医大

 献血で集めた血液のうち、有効期限が切れ、廃棄する予定のものを使って製造された「人工赤血球」の臨床試験(治験)が奈良県立医科大(同県橿原市)で2025年春から始まる。災害時や離島などの遠隔地での活用に注目が集まっており、同大の研究チームは、30年ごろの実用化を目指す。実用化されれば世界初という

人工赤血球、治験実施へ 奈良県医大、緊急時に活用
2024.07.01

人工赤血球、治験実施へ 奈良県医大、緊急時に活用

 奈良県立医大は1日、2030年ごろまでの実用化を目指し、備蓄可能な人工赤血球の臨床試験(治験)を24年度中に始めると発表した。へき地医療や大規模災害時の負傷といった、通常の輸血が難しい場面での活用を想定。来年3月ごろから患者を募集し、安全性や有効性を確かめる。 献血で得られる赤