# 犯罪隠蔽

「本部長が告発されること自体、前代未聞」鹿児島県議会総務警察委員会で厳しい声…審査9時間半
2024.07.20

「本部長が告発されること自体、前代未聞」鹿児島県議会総務警察委員会で厳しい声…審査9時間半

 19日に開かれた鹿児島県議会総務警察委員会の閉会中審査。県警による事件の隠蔽の有無や県警がとりまとめている再発防止策に関する質問が相次ぎ、審査は休憩を含めて約9時間半に及んだ。 県警の野川明輝本部長は犯人隠避容疑などで刑事告発されたが、鹿児島地検は5日付で不起訴とした。この日も

「県警批判をしたら仕返しにワナにはめられかけた」 元産経記者の経験した「警察の怖ろしさ」
2024.06.27

「県警批判をしたら仕返しにワナにはめられかけた」 元産経記者の経験した「警察の怖ろしさ」

 鹿児島県警本部長の「犯罪隠蔽(いんぺい)疑惑」が大きな注目を集めている。国家公務員法違反(守秘義務違反)容疑で逮捕された元県警生活安全部長が、自身の情報漏洩の動機として、「上司である県警本部長が身内の犯罪を隠蔽しようとしたことを見逃せなかった」旨を法廷で語ったのである。この元生活安全部長によ

〈鹿児島県警・情報漏えい〉「本部長が警察官の犯罪を隠ぺいしようとした」逮捕された元警視正は悪徳警官か、勇気ある告発者か…発端は謎の不起訴となった看護師への強制性交事件か 
2024.06.10

〈鹿児島県警・情報漏えい〉「本部長が警察官の犯罪を隠ぺいしようとした」逮捕された元警視正は悪徳警官か、勇気ある告発者か…発端は謎の不起訴となった看護師への強制性交事件か 

鹿児県警トップの本部長が主導した警察官の犯罪隠蔽を暴露したかった――鹿児島県警の捜査情報漏洩事件は、逮捕された県警元警視正の本田尚志・前生活安全部長(60)がこう主張したことで当初とは全く違う様相を帯びてきた。事件は、公益通報者の保護や報道の自由の保障のありかたが問われる問題へと発展しつつある