# 滑走台 2024.08.31 “遺す”と安易に選択できず…費用面や安全面から消えゆく『戦争遺構』愚かさを未来に伝え続けるためには 戦禍の傷跡を残し、戦争の愚かさを伝え続けてきた「戦争遺構」が今、消えつつある。平和を約束した被爆地の広島でも、戦争遺構の取り壊しの議論が浮上した。安全面を優先した耐震化と、それに伴う多額の工事費用など“やむを得ない事情”が背景にあるという。戦後79年を経た、戦争遺構を巡る現状を取材した。