# 溶融核燃料

東電、福島デブリ採取装置に異常 第1原発2号機、カメラに写らず
6時間前

東電、福島デブリ採取装置に異常 第1原発2号機、カメラに写らず

 東京電力福島第1原発2号機で17日、溶融核燃料(デブリ)の採取に使う釣りざお式装置に付いたカメラの映像が写らなくなった。同日に予定していた、装置の爪でデブリをつかむ作業は実施できなくなった。複数の関係者が明らかにした。東電は2011年3月の事故後初めてのデブリ取り出しに向け、装置を原子炉格納

東電、デブリ採取の作業を開始 ミスで中断、福島第1原発2号機
2024.09.10

東電、デブリ採取の作業を開始 ミスで中断、福島第1原発2号機

 東京電力は10日、福島第1原発2号機の溶融核燃料(デブリ)の試験的採取作業を始めた。格納容器内に残る少量の取り出しを目指す。8月22日に準備作業を開始したがパイプの並び順を誤るミスが判明し、中断していた。採取作業は2011年3月の事故後、初めてとなる。 計画では、原子炉格納容器

東電「手順確認が不十分」と経産相に報告
2024.09.04

東電「手順確認が不十分」と経産相に報告

 東京電力の小早川智明社長は4日、斎藤健経済産業相と面会し、福島第1原発2号機の溶融核燃料(デブリ)取り出しで起きたミスについて「準備作業で手順確認が十分ではなかった」と報告した。

中断原因、2日にも報告へ デブリ採取作業ミスで東電
2024.08.30

中断原因、2日にも報告へ デブリ採取作業ミスで東電

 東京電力福島第1原発2号機の溶融核燃料(デブリ)取り出し作業がミスで中断したことに関し、東電が9月2日にも経済産業省にミスが生じた原因や対策を報告する方向で調整していることが30日、関係者への取材で分かった。報告後、国の了承を得た上で、近く取り出し作業を再開する見通し。 東電は

デブリ採取中断「重く受け止める」と首相
2024.08.24

デブリ採取中断「重く受け止める」と首相

 岸田首相は、福島第1原発2号機の溶融核燃料(デブリ)取り出し作業がミスで中断したことに関し「作業初日に中断したことは重く受け止めている」と述べた。

経産相、東電社長を指導 デブリ採取中断、報告を要求
2024.08.23

経産相、東電社長を指導 デブリ採取中断、報告を要求

 斎藤健経済産業相は23日、東京電力福島第1原発2号機の溶融核燃料(デブリ)取り出し作業がミスで中断したことを踏まえ、同社の小早川智明社長を経産省に呼び、原因を確認するよう指導し、来週中にも結果を報告するよう求めた。 斎藤氏は「廃炉作業の安全性や執行能力について地元や国内外に不安

経産相、デブリ採取中断受け東電社長を指導
2024.08.23

経産相、デブリ採取中断受け東電社長を指導

 斎藤健経済産業相は23日、東京電力福島第1原発2号機の溶融核燃料(デブリ)取り出し作業のミスによる中断を踏まえ、同社の小早川智明社長を呼び原因究明を徹底するよう指導した。

デブリ取り出し中断 福島第1原発2号機 準備作業で初歩的ミス 東電謝罪、再開は未定
2024.08.23

デブリ取り出し中断 福島第1原発2号機 準備作業で初歩的ミス 東電謝罪、再開は未定

 東京電力は22日、福島第1原発2号機からの溶融核燃料(デブリ)取り出しの準備作業を開始したが、初日の目標としていた取り出し装置が「隔離弁」を通過する前に中断した。デブリの取り出し装置を後方から押し込むためのパイプの正しい取り付けができず、同日の作業を断念した。東電は「初歩的な事象」と認め、謝

原発事故被災者ら「あり得ない」 デブリ採取中断、東電が陳謝
2024.08.22

原発事故被災者ら「あり得ない」 デブリ採取中断、東電が陳謝

 「何やってんだ」「あり得ない」。東京電力が22日、装置の部品を取り付ける順番を間違えるという単純ミスで福島第1原発2号機の溶融核燃料(デブリ)の試験的取り出し作業を中断すると、福島県内の原発事故被災者や漁業者から批判の声が相次いだ。 「本日はお騒がせ、ご心配をおかけして申し訳あ

デブリ取り出し中断受け、東電社長が福島へ
2024.08.22

デブリ取り出し中断受け、東電社長が福島へ

 東京電力の小早川社長は、福島第1原発2号機の溶融核燃料の試験的取り出しに向けた準備作業の中断を受け、福島県へ向かい、原因を調査するとの意向を明らかにした。

デブリ取り出し中断、安全着実と東電社長
2024.08.22

デブリ取り出し中断、安全着実と東電社長

 東京電力の小早川智明社長は22日、福島第1原発2号機の溶融核燃料の試験的取り出しに向けた準備作業の中断に関し、現地から報告を受けたとし「焦って進めるより安全、着実に進めることが必要だ」と新潟県柏崎市で記者団に述べた。

デブリ取り出し、再開時期は未定
2024.08.22

デブリ取り出し、再開時期は未定

 東京電力によると、福島第1原発2号機での溶融核燃料(デブリ)取り出し準備作業の再開時期は未定。

東電、デブリ取り出し開始準備作業を中断
2024.08.22

東電、デブリ取り出し開始準備作業を中断

 東京電力は22日、福島第1原発2号機のデブリと呼ばれる溶融核燃料の試験的取り出し開始に向けた準備作業を中断した。東電によると、回収装置を差し込む順番を間違えたという。

東電、デブリ初採取は22日開始と発表
2024.08.19

東電、デブリ初採取は22日開始と発表

 東京電力は19日、福島第1原発2号機の溶融核燃料採取を22日に始めると発表した。

デブリ採取装置検査合格、東電月内にも着手
2024.08.16

デブリ採取装置検査合格、東電月内にも着手

 原子力規制委員会は16日、福島第1原発2号機の溶融核燃料を試験的に採取する伸縮パイプ式装置が使用前検査に合格したことを示す終了証を、東京電力に交付した。採取開始前の手続きは完了し、東電は月内にも作業を始める。

福島原発、月内にもデブリ初採取 数グラム、全取り出し道筋描けず
2024.08.13

福島原発、月内にもデブリ初採取 数グラム、全取り出し道筋描けず

 東京電力は福島第1原発事故後初めてとなる溶融核燃料(デブリ)の取り出しを、早ければ8月末にも2号機で始める。デブリ取り出しは福島第1原発廃炉への最難関。今回採取するのはわずか数グラムで、炉心溶融(メルトダウン)した1~3号機で推計880トンとされるデブリの全量取り出しへの道筋は描けず、廃炉の

デブリ試験的採取、8月にも着手 東電、福島第1原発2号機
2024.05.30

デブリ試験的採取、8月にも着手 東電、福島第1原発2号機

 東京電力は30日、福島第1原発2号機の溶融核燃料(デブリ)の試験的な採取に、8月にも着手すると明らかにした。原子力規制委員会から伸縮パイプ式装置を使う工法への変更の認可を受け、装置の差し込み口となる原子炉格納容器の貫通部の堆積物除去も完了したことから、10月までの着手を目指すとしていた工程を