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![「警察や検察の暴走こそリアルホラーだ」ミステリーの名手が描く“冤罪” 作家・貴志祐介さんに聞く](/img/article/20240607/666265011e51a.jpg)
2024.06.07
「警察や検察の暴走こそリアルホラーだ」ミステリーの名手が描く“冤罪” 作家・貴志祐介さんに聞く
ホラーミステリーの名手が最新作の題材に選んだのは〈冤罪〉だった。作家・貴志祐介さんの長編『兎は薄氷に駆ける』(毎日新聞出版)。自動車整備工の日高英之は、叔父殺しの容疑で警察の暴力を伴う過酷な取り調べを受け、虚偽の自白調書に署名押印させられてしまう。だが公判廷では、彼と弁護人の巧みな戦術を駆使し