# 柴崎友香

第60回「谷崎潤一郎賞」は、柴崎友香さんの『続きと始まり』
2024.08.26

第60回「谷崎潤一郎賞」は、柴崎友香さんの『続きと始まり』

中央公論新社主催の令和6年(第60回)「谷崎潤一郎賞」の選考会が8月26日に行われ、池澤夏樹、川上弘美、桐野夏生、堀江敏幸の選考委員4氏(筒井康隆氏は欠席)による審査の結果、柴崎友香さんの『続きと始まり』(集英社)が受賞作に決定しました。選評は、10月10日発売の『中央公論』11

ADHDの診断を受けた小説家が、自身の内面
2024.07.23

ADHDの診断を受けた小説家が、自身の内面"探検を綴った"エッセイを刊行

近年、「大人の発達障害」という言葉をよく耳にするようになった。発達障害は脳機能の発達に関係する障害で、主に自閉症スペクトラム障害、学習障害、そして注意欠陥多動性障害(ADHD)が該当する。こうした中、ADHD当事者となった小説家のエッセイが話題を呼んでいる。野間文芸新人賞受賞作『

「気づいたら突然別の世界にいる感覚」ADHDと診断された小説家が語る、特性による“日常的な困難”
2024.07.21

「気づいたら突然別の世界にいる感覚」ADHDと診断された小説家が語る、特性による“日常的な困難”

 医学書院の人気シリーズ「ケアをひらく」に新たな一冊が加わった。著者は『寝ても覚めても』などの作品で知られる作家、柴崎友香さん。自身がADHD(注意欠如多動症)の診断を受けたことをきっかけに、自分の身体のなかで起こっていることや現代の社会で生じがちな困難などを、多方向から書き記した。<