# 政権浮揚

困惑・批判、政権内で拡大 「場当たり」「猛暑に間に合わず」 電気代補助
2024.06.26

困惑・批判、政権内で拡大 「場当たり」「猛暑に間に合わず」 電気代補助

 岸田文雄首相が唐突に打ち出した電気・ガス料金の補助金再開に、政府・与党内で困惑や批判が広がっている。 丁寧な意思決定プロセスを踏まなかった上、猛暑が予想される7月分に間に合わないためだ。自民党総裁選での再選戦略の一環との見方も相次ぎ、政権浮揚へなりふり構わぬ首相の焦りがにじんで

<独自>岸田文雄首相、今夏の内閣改造検討 今国会での解散は見送り
2024.06.06

<独自>岸田文雄首相、今夏の内閣改造検討 今国会での解散は見送り

 岸田文雄首相(自民党総裁)は、秋の党総裁選での再選をにらみ、今夏に内閣改造・党役員人事を行う方向で検討に入った。自民派閥の裏金事件で内閣支持率が低迷する中、人事刷新で政権浮揚を図り、総裁選に向けた挙党態勢の構築も目指す。今国会中の衆院解散・総選挙は見送り、内閣改造後の支持率や総裁選に向けた党

定額減税、官邸ホームページやXでもアピール開始…岸田首相周辺は「効果は夏以降に表れる」と自信
2024.06.02

定額減税、官邸ホームページやXでもアピール開始…岸田首相周辺は「効果は夏以降に表れる」と自信

 岸田政権は、6月からの所得税と住民税の定額減税による政権浮揚効果を注視している。個人消費を上向かせ、「デフレからの完全脱却」につなげる狙いがあるが、期待通りの効果を得られるかは見通せない。低迷する内閣支持率への影響は、今後の衆院解散や自民党総裁選の戦略にも直結しそうだ。 岸田首