# 廃炉計画

廃炉へ一歩も遠い道のり 福島原発デブリ採取 「協力企業任せ」問われる東電の主体性
2024.09.10

廃炉へ一歩も遠い道のり 福島原発デブリ採取 「協力企業任せ」問われる東電の主体性

福島第1原発事故で溶け落ちた燃料(デブリ)の試験採取が10日、2号機で始まった。準備段階で初歩的ミスが発覚し、開始直前に延期を決定。廃炉工程で最難関と位置付けられるデブリ採取は出だしでつまずいた。背景には「協力企業任せ」という廃炉作業の実態もあり、令和33(2051)年までの廃炉の実現に向けて

東電の小早川社長、柏崎刈羽原発の廃炉計画を地元に表明 「2基再稼働後、2年以内」
2024.08.22

東電の小早川社長、柏崎刈羽原発の廃炉計画を地元に表明 「2基再稼働後、2年以内」

東京電力の小早川智明社長は22日、柏崎刈羽原発が立地する新潟県柏崎市で桜井雅浩市長と面会し、市長が同原発6、7号機の再稼働の条件として東電に求めていた「1~5号機の廃炉計画の明確化」について、「再稼働後、2年以内に廃炉を含む最適な電源構成の道筋を付ける」と回答した。これに対し、桜

【速報】柏崎刈羽原発・7号機「再稼働の要請あれば応じる」桜井柏崎市長が表明 東京電力が廃炉計画など説明【新潟】
2024.08.22

【速報】柏崎刈羽原発・7号機「再稼働の要請あれば応じる」桜井柏崎市長が表明 東京電力が廃炉計画など説明【新潟】

東京電力の小早川智明社長が柏崎市を訪れ、これまで市が求めていた柏崎刈羽原発の廃炉計画などについて説明しました。これを受けて桜井雅浩市長は7号機の再稼働を容認する考えを示しました。柏崎市の桜井市長は、東京電力に対して廃炉計画の明確化や再生エネルギーの確保など7つの要請を出していまし

敦賀原発2号機、初の再稼働不許可へ 原電は瀬戸際に 規制委
2024.08.02

敦賀原発2号機、初の再稼働不許可へ 原電は瀬戸際に 規制委

 原子力規制委員会は2日の臨時会で、新規制基準に適合しないと結論付けた日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県)について、再稼働を認めず審査を打ち切る「不許可」とする方針を決めた。規制委発足後、27基が再稼働を目指して審査を申請。うち17基が通過し12基が再稼働したが、不許可になるのは初めて。

福島第1原発停電は「軽微違反」 原子力規制委が暫定評価
2024.07.16

福島第1原発停電は「軽微違反」 原子力規制委が暫定評価

 原子力規制委員会は16日、東京電力福島第1原発の廃炉計画を監視する会合で、今年4月に作業員が誤って電源ケーブルを損傷し停電したトラブルは、廃炉手順を定めた実施計画の「軽微な違反」に当たるとの暫定評価を公表した。このトラブルでは作業員がやけどし緊急搬送され、停電のため処理水の海洋放出が約6時間