# 廃炉工程
2024.09.10
廃炉へ一歩も遠い道のり 福島原発デブリ採取 「協力企業任せ」問われる東電の主体性
福島第1原発事故で溶け落ちた燃料(デブリ)の試験採取が10日、2号機で始まった。準備段階で初歩的ミスが発覚し、開始直前に延期を決定。廃炉工程で最難関と位置付けられるデブリ採取は出だしでつまずいた。背景には「協力企業任せ」という廃炉作業の実態もあり、令和33(2051)年までの廃炉の実現に向けて
2024.08.20
「世界でも例なく難しい」初デブリ採取 福島第1廃炉推進カンパニーの小野明代表に聞く
東京電力福島第1原発で事故後初の溶融燃料(デブリ)の取り出しが始まるのを前に、東電福島第1廃炉推進カンパニー最高責任者の小野明代表が産経新聞のインタビューに応じた。難航が予想されるデブリの試験採取について「世界でも例がない、難易度の高い作業になる」との見通しを示した。デブリの回収