# 屋久島町一湊 2024.08.14 1945年4月16日。忘れもしない父の命日…寺の帰りに空襲警報が鳴り響いた。「記録なき空襲」…数少ない生き証人は、その日を鮮明に覚えている 鹿児島県屋久島町一湊で、太平洋戦争時の空襲被害の掘り起こしが進められている。地元の願船寺が保管する「過去帳」に被害者の名前があったのがきっかけ。住職が中心となって体験者の証言を集め、旧上屋久町の郷土誌にも載っていない戦時の悲劇の全貌を探っている。 安藤ツタエさん(93)は、数少