# 家族の歴史

「私はアンドロイドになりたい」家を破壊する公務員の父を
2024.09.14

「私はアンドロイドになりたい」家を破壊する公務員の父を"退治"するため23歳娘がホームセンターで買った凶器

現在29歳の女性は小さい頃から父親の怒鳴り声と母親の金切り声を聞いて育った。公務員の父親は「頭のおかしいヤバい奴」、母親は「ヒステリックでブランド好きの聞かん坊」。暴力と暴言が絶えない家の中に安らぎはなかった。やがて父親は仕事のストレスでうつ病になり、中学生になった女性もうつ病に。だが、母親は

《ブラジル》記者コラム=平和教育の根底にある家族の秘話=戦争ゆえに自分は生まれたとの自覚
2024.09.10

《ブラジル》記者コラム=平和教育の根底にある家族の秘話=戦争ゆえに自分は生まれたとの自覚

 ブラジル靖國平安の会(西国幸四郎理事長)による「慰霊祭2024」が8月31日午前、サンパウロ市のブラジル日本文化福祉協会貴賓室で開催された際、松柏大志万学院の川村真由美校長は、母真倫子さん(96歳、2世)が大戦中に日本で空襲を受けた経験を代弁すると共に、地球の反対側で起きた戦争と自分との深い

『虎に翼』寅子モデル・三淵嘉子への子どもたちの辛口評価から見えてくる母への愛
2024.08.28

『虎に翼』寅子モデル・三淵嘉子への子どもたちの辛口評価から見えてくる母への愛

継子たちとの微妙な空気に新たなる問題が勃発しているNHK朝の連続テレビ小説『虎に翼』。「夫婦のようなもの」という形式で、星航一(岡田将生)と入籍はせずに、娘・優未(毎田暖乃)を連れて同居を始めた佐田寅子(伊藤沙莉)。星家には、航一の父親の後妻である星百合(余貴美子)と、司法試験を目指す息子の朋

戦没者追悼式参列の小学6年生、先の戦争調べ巻物に「伝えていかないと」 曾祖父が戦病死
2024.08.15

戦没者追悼式参列の小学6年生、先の戦争調べ巻物に「伝えていかないと」 曾祖父が戦病死

追悼式では戦争の記憶を次世代に継承する青少年代表も献花した。京都市立久我(こが)の杜小の6年、堤帆南(はんな)さん(12)=同市伏見区=は、「戦争のことはあまり知らなかった。伝えていかなければいけない」と力を込めた。先の大戦では曽祖父の堤惣市さんが亡くなった。惣市さ

「民族共存」夢見た父は、あの日ハマスに捕らわれた ホロコーストから10・7奇襲へ―あるユダヤ人家族の物語
2024.05.26

「民族共存」夢見た父は、あの日ハマスに捕らわれた ホロコーストから10・7奇襲へ―あるユダヤ人家族の物語

 イスラム組織ハマスがパレスチナ自治区ガザで拘束する人質の中には、ナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)を生き延びた家族の子どももいる。イスラエル南部のガザ境界に近いキブツ(集団農場)、ニルオズで拘束されたアレクサンダー・ダンツィグさん(75)だ。自身は1948年、ポーランド・ワ