# 宮崎地方

　県内は１０日、湿った空気の影響で平野部を中心に全域で雨が降り、日南市と高鍋町で１時間に最大２０ミリ以上の強い雨が降った。１１日も曇りや雨となる見込みで、宮崎地方気象台は同日夕方まで落雷への注意を呼びかけている。

　宮崎地方気象台は３日、８月２９日午前０時４０分ごろに発生し、西都市旭などに被害をもたらした突風は「竜巻の可能性が高い」と判断し、風速約６５メートルと推定したと発表した。

　宮崎地方気象台は３１日、２８日午後１０時５０分ごろ発生し宮崎市赤江周辺に被害をもたらした突風は竜巻と推定され、同市柏原まで到達したと発表した。風速は推定６５メートルとした。

　宮崎地方気象台は２９日午前３時１７分、北部平野部と山沿いで線状降水帯が発生したと発表した。

　宮崎地方最低賃金審議会（会長・橋口剛和県社会保険労務士会顧問）は９日、本県の最低賃金を現在の時給８９７円から５５円引き上げ、９５２円とするよう宮崎労働局の坂根登局長に答申した。引き上げ額は過去最大で、中央最低賃金審議会が示した目安額５０円を５円上回った。最短で１０月５日から適用される見込み。

　日向灘沖で８日起きたマグニチュード（Ｍ）７・１と推定される地震について、宮崎地方気象台は同日、記者会見を開き、「今後１週間程度は同程度の揺れに注意が必要。今回の地震で既に家屋がダメージを受け、危険な状況になっている恐れがある。不安があれば積極的な避難を」と呼びかけた。

　宮崎地方最低賃金審議会（会長・橋口剛和県社会保険労務士会顧問）の第２回専門部会は７日、宮崎市の宮崎合同庁舎であった＝写真。大学教授や弁護士ら公益代表委員と、労使の代表委員計９人が出席。中央最低賃金審議会が本県の最低賃金引き上げ目安額を５０円としたことも踏まえ、具体的な額などを議論した。

　宮崎地方気象台によると、本県で予測していた線状降水帯は１８日午前、発生の恐れがなくなった。大雨で地盤が緩んでいる所があり、引き続き土砂災害などに注意を呼びかけている。

　宮崎地方気象台によると、本県で予測していた線状降水帯は２８日午前１１時半、発生の可能性が低くなった。