# 学術出版

トップ10%論文、日本は下降線…論文の被引用に「地殻変動」
2024.08.15

トップ10%論文、日本は下降線…論文の被引用に「地殻変動」

文部科学省科学技術・学術政策研究所(NISTEP)の調査で、科学論文の被引用数構造が地球規模で変化していることが明確になった。中国やグローバルサウス(南半球を中心とした新興・途上国)が台頭し、中国とグローバルサウス内での被引用数が伸びている。論文の被引用数は研究への注目度を表し、“質”を測る指

AIが自らブレスト・文献調査・論文執筆・査読まで行なう「AIサイエンティスト」、Sakana AIが発表
2024.08.15

AIが自らブレスト・文献調査・論文執筆・査読まで行なう「AIサイエンティスト」、Sakana AIが発表

 AIスタートアップのSakana AI(株)は8月13日、大規模言語モデル(LLM)を使用して研究開発プロセスそのものを自動化するAIシステム「AIサイエンティスト(The AI Scientist)」を発表した。オックスフォード大学(イギリス)およびブリティッシュ・コロンビア大学(カナダ)

「変革の瞬間を迎えた」AIが科学を加速 不正防ぐ使い方議論
2024.05.26

「変革の瞬間を迎えた」AIが科学を加速 不正防ぐ使い方議論

 科学の一分野だった人工知能(AI)研究だが、AI自身が科学を加速させるようになってきた。自ら仮説を立て、研究も行う「AI科学者」への期待も膨らむ。一方でAIは良くも悪くも、科学研究の姿を大きく変えうる。 2月に東京大であった科学研究のあり方や研究不正について議論する研究会では、

科学者が陥る「一流国際学術雑誌掲載」という手段が目的化してしまう罠
2024.05.13

科学者が陥る「一流国際学術雑誌掲載」という手段が目的化してしまう罠