# 天明鋳物

地元銘品に触れ 高校生ら郷土愛育むお茶会 佐野
2024.07.21

地元銘品に触れ 高校生ら郷土愛育むお茶会 佐野

高校生たちに地元を代表する銘品に触れてもらおうと人間国宝の茶碗などを使ったお茶会が21日、佐野市の美術館で開かれました。佐野市は一千年以上もの歴史をもつ「天明鋳物」が生まれた国内最古の鋳物の産地として知られているほか、人間国宝で世界に誇る陶芸家、田村耕一を輩出しています。

そよ風に奏でる涼音 佐野の唐澤山神社で風鈴参道 来月25日まで700個響き合う
2024.07.17

そよ風に奏でる涼音 佐野の唐澤山神社で風鈴参道 来月25日まで700個響き合う

 栃木県佐野市富士町の唐澤山神社で8月25日まで、毎夏恒例の納涼行事「風鈴参道~天明鋳物 涼音(すずね)の杜(もり)~」が行われている。 市が県内屈指の暑い街として知られる中、「涼を感じてもらえれば」と6年前から開催しており、夏の風物詩となっている。今年は13日に始まった。

「天明鋳物」を後世に伝える 栃木県佐野市の鋳物師、若林秀真さん(71) 令和人国記
2024.05.26

「天明鋳物」を後世に伝える 栃木県佐野市の鋳物師、若林秀真さん(71) 令和人国記

国内で現存する鋳物産地としては最も古く1千年以上の歴史をもつ栃木県佐野市の「天明(てんみょう)鋳物」。茶の湯釜が隆盛を極めた安土桃山時代には筑前の芦屋釜(福岡県芦屋町)とともに「西の芦屋 東の天明」と称された。今年、国の重要有形民俗文化財に指定された「佐野の天明鋳物生産用具及び製品」(1556